平成29年10月10日「がん検診を受けよう！」奈良県民会議総会・講演会を開催し、会員による街頭啓発を実施しました！
平成29年10月10日（火曜日）（10月10日は奈良県がんと向き合う日）
「がん検診を受けよう！」奈良県民会議総会に引き続き公開講座とし講演会を開催しました
「がん検診を受けよう！」奈良県民会議総会
秋篠音楽堂で開催された総会には会員関係者約70名が参集。
挨拶
|
荒井知事
|
この県民会議は、経済労働団体、保健・医療機関、患者団体、市町村などが一丸となって、がん検診の普及啓発に取り組むことを目的に平成24年に設立され、今年で6年目を迎えました。設立当初は114団体でスタートし、現在は123団体の皆様が会員となっていただいています。
奈良県のがんによる死亡率が10年間で減少したのは、関係各位のおかげです。しかし、検診受診率はまだまだ低いのが現状で、検診による早期発見で治る病気だということをさらに広めていきたいと考えています。
これからも検診受診率向上運動へのさらなる協力を引き続きお願いいたします。
|
平成29年度の取組方針を発表しました
|
事務局（土井健康福祉部長）
|
1.がん検診に関する情報発信、受診勧奨
・地域、家庭での受診呼びかけ（全会員）
・がん検診普及講演会や研修会等の実施と参加（全会員）
・ホームページや広報誌での情報発信（職域・市町村・県）
・奈良県がん検診応援団企業と県との連携（職域・県）
・県や国の補助金を活用した受診勧奨等の実施（市町村）
2．受診促進に向けた環境づくり
・地域、家庭でのがん検診を受診しやすい環境づくり（全会員）
・検診を受診しやすい環境の整備（職域）
・国庫補助金を活用した受診促進策（市町村）
・検診体制の工夫（市町村）
⇒がん検診と特定健診のセット検診実施普及等
・市町村に対する支援・助言
3．市町村と職域との協働の推進
・市町村が実施するセット検診と、職域（企業等）が実施する
被扶養者健診との同時実施の推進（職域・市町村）
・職域と市町村の連携をサポート
|
宇陀市におけるがん検診受診勧奨の取組報告
|
|
宇陀市から、がん検診の個別勧奨の取組について報告されました。
がん検診の個別勧奨は、これまでも国民健康保険被保険者には案内を送っていましたが、平成28年度からは、今まで通知していなかった対象者に個別通知を行いました。
限られた予算のため、受診につながりやすい年齢層にターゲットを絞り、案内文の作成では見やすい内容で目を引くものを県、保健所、印刷業者と協議して作成しました。
その結果、市のがん検診を幅広い年代に周知することができ、
・若い年齢層の受診者が増加
・初回受診者の増加
・乳がん、子宮がんだけでなく、すべてのがん検診受診率の増加
などの効果が見られました。
|
がん検診普及啓発の取組みに対する奈良県知事表彰
表彰団体：宇陀市がん予防推進員”けんしんすすめ隊”
小山株式会社
住友生命保険相互会社 奈良支社
|
|
【表彰団体】
写真前列左より、住友生命保険相互会社奈良支社、小山株式会社、宇陀市がん予防推進員”けんしんすすめ隊”
|
講演会を開催しました
|
|
演題：『大切な人の「想い」とともに・・・』～112日間のママ～
講師：一般社団法人清水健基金代表理事／キャスター 清水 健氏
総会に引き続き、清水健氏の講演会を開催し、県民会議会員および県民の方合わせて約300名が聴講しました。
がんによって夫人を亡くされた経験から、苦しみや悲しみを一人で抱えるのではなく、今「病」と闘っている方、ご家族を亡くされた方などの、少しでも前を向く力になるよう講演を続けていきたいと語られました。
|
会員による街頭啓発を行いました
荒井知事を始め県民会議会員に加え、西大寺幼稚園、帝塚山幼稚園の園児さんや奈良文化高等学校衛生看護科生さんにも参加いただき街頭啓発を実施しました。
近鉄大和西大寺駅前、近鉄学園前駅前、サンワシティ・ならファミリー周辺に分かれ、がん検診の受診を呼びかけて1400個の啓発物を配布しました。
街頭啓発
がんとがん検診に関する展示を行いました
|
|
奈良県がん検診企業応援団のアフラック奈良支社、オリンパスメディカルサイエンス販売株式会社のご協力により、10月10日に秋篠音楽堂ロビーにて、「がんを知る展」（パネル展示、肺がん・乳がん触診模型、クイズ等）と肺年齢測定および胃内視鏡モデルの展示を実施しました。 |