本校は学校教育法上に基づく「専修学校」です。カリキュラムは実技・実習が中心で、フードクリエイティブ学科では飲食業経営や調理技術等のより実践的な能力を修得することができます。アグリマネジメント学科は、農業改良助長法に基づく農業者研修教育施設で、農業経営や農業技術等より実践的な能力を修得することができます。
受験資格は「高等学校卒業者、もしくは入学時に卒業見込の者、または高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると知事が認めた者」としており、年齢による上限はありません。
入学希望者を対象に各学科のカリキュラムや実習内容の説明・体験、施設見学等を行います。各学科にて定期的に開催しています。詳しくはオープンキャンパスのページをご覧ください。
6月からAO入試が始まります。詳しい日程については下記ページをご覧ください。
フードクリエイティブ学科 入学考査料:17,000円アグリマネジメント学科 入学考査料: 2,200円 です。
学生募集の試験科目や試験日については下記ページをご覧ください。
県外の方でも入学できます。ただし、アグリマネジメント学科では、「卒業後、県内で就農または農業法人等への就職を希望する者」を出願資格の1つとしています。
フードクリエイティブ学科について、入学考査料:17,000円、 入学料:282,000円、 授業料:535,800円/年間です。なお、別途実習等に要する諸経費:400,000円/年間 が必要となります。アグリマネジメント学科について、入学考査料:2,200円、 入学料:5,650円、 授業料:118,800円/年間です。なお、別途実習等に要する諸経費:130,000円/年間 が必要となります。
アグリマネジメント学科については、前身である奈良県農業大学校や他都道府県の農業大学校の授業料を踏まえ、県立高等学校と同額に設定しています。フードクリエイティブ学科については、学校運営にかかる必要経費を勘案し、県立大学と同額に設定しています。
学科共通で、学業成績や卒業後の起業経営計画、就農経営計画または海外研修計画を評価し、優秀な卒業生に対し、起業、就農、海外研修、留学等を支援します(キャリアパス支援制度)。またフードクリエイティブ学科では、県内新規開業への支援、アグリマネジメント学科では、海外農業研修推薦制度などがあります。
本校では日本学生支援機構の貸与型(無利子・有利子)および給付型の奨学制度が活用できます。フードクリエイティブ学科では、奈良県内での飲食店の開業や県内の飲食店などに一定期間以上就業する卒業生に対して授業料半額相当を還付する制度があります。アグリマネジメント学科では、卒業後就農や農業法人へ就職することなどの要件を満たせば、国の農業次世代人材投資資金やJAならけんの学資貸付制度を受けることができます。
経済的理由などにより授業料の納付が困難であり、かつ学業成績が優秀と認められる学生に対しては、授業料を減額または免除する制度があります。詳しくは学校までお問い合わせ下さい。
本校の卒業によって調理師資格は取得できません。飲食店を開業するにあたって、調理師免許は、営業許可を取得するため必要な条件でないことから、調理師免許の取得よりも、オーベルジュ実習、経営マネジメントなどのカリキュラムを重視しています。なお、営業許可を取得するには、食品衛生責任者を置く必要がありますが、食品衛生責任者養成講習(1日)の受講により取得可能です。調理師試験は、2年以上の実務経験があれば受験資格が得られるため、免許取得を目指す学生や卒業生を支援するため、希望者を対象とした受験対策講座を開講します。
基本はフランス料理を学びます。フランス料理は調理理論が構築・体系化しており、基本的な調理技術の修得に適しているためです。また、2年間のカリキュラム内でフランス料理の技術をベースに、和食・イタリア料理などの専門料理、製菓・製パン・農産加工などの技術についても学びます。
“Culinary(カリナリー)”とは英語で台所の~、料理の~を意味します。カリキュラムの“カリナリーアート”では調理技術の実習を行い、“カリナリーセオリー”では調理理論の講義を行います。
主に調理に関する講義や実習は辻料理学館の先生に担当いただき、オーベルジュでの実習についてはオーベルジュ・ドゥ・サンヴィのスタッフに担当いただきます。また、その他の講義については、外部の大学講師等それぞれの専門家に担当いただきます。
学生達はオーベルジュ実習としてオーベルジュのプロスタッフの指導の下、実践指導を受けます。実践オーベルジュ棟「オーベルジュ・ドゥ・サンヴィ」は平川商事・アスカ美装共同事業体に運営を委託しています。
大丈夫です!調理実習は最初は野菜の皮むき、包丁の研ぎ方から始めます。また少人数制だからこそ、みなさんのレベルに合わせた指導を行い、時には補講も行います。
本学科は、高度な農業技術をもち農業経営センスの優れた「農の担い手」を育成します。具体的には、就農や農業法人への就職を目指す人材に、高い技術力や実践力、農業経営者としてのセンスを磨くためのカリキュラムを構成しています。
農業高校出身でなくても、1年次に基礎的な座学や実習のカリキュラムを構成していますので、意欲を持って修学いただければ農業の知識や技術が修得できます。
家が農家でなくても入学できます。将来県内で自立就農または農業法人等への就農を目指す学生が多く入学しています。
実践力を養成するため、実習が7割程度です。また、1年次は野菜・花き・果樹等、いろいろな作物の栽培実習をします。
具体的な営農計画に基づいた融資支援、県農業関係機関等による営農フォローアップ等、卒業後もきめ細やかな支援を行います。
農地を借りて農業経営を始める、または親元で就農するなどの新規就農の他、農業法人や農業関連企業への就職などです。就職については採用募集のある農業法人の情報提供など、支援や相談対応を行っています。
アグリマネジメント学科については、卒業後に、国際農業者交流協会が実施する海外派遣研修に、奈良県の推薦を受けて応募できます。研修先はアメリカ、オーストラリア、欧州等で、研修期間は3ヶ月~1.5年です。詳しくは国際農業者交流協会のHPで確認してください。
「食」または「農」の担い手に必要とされる技術力、経営マネジメント力、マーケティング力、もてなし力、地域活用力の5つのコンセプトでカリキュラムを構成しています。詳しくは学科紹介ページのカリキュラム及びシラバスページをご覧下さい。
基本的に、土日・祝日及び春・夏・冬の休みについては授業はありませんが、アグリマネジメント学科では学生が交代制で行う、実習ほ場の管理当番があります。
1限あたりの授業は90分で、1日4限の時間割となっています。1限目は8:50~10:202限目は10:30~12:003限目は13:00~14:304限目は14:40~16:10です。なお、フードクリエイティブ学科2年ではオーベルジュでのディナー実習として、校外時の17:00~20:00にも授業を行う日があります。
カリキュラムの一環として、資格等の取得に向けた講義等の実施を予定しています。各資格等の取得要件に従い、講義等の修了または資格試験の合格によって、取得可能です。在学中に取得を目指す資格等 フードクリエイティブ学科 : 食品衛生責任者、防火管理者、サービス接遇実務検定 など アグリマネジメント学科 : 大型特殊免許(農耕車限定)、フォークリフト運転技能講習、 毒劇物取扱者資格、農業簿記、食品衛生責任者、狩猟免許、 小型車両系建設機械特別教育、アーク溶接特別教育、 危険物取扱者資格、日本農業技術検定、農業機械士 など
入学時に、全ての学生は全国農業大学校協議会が加入する団体傷害保険に加入します。この保険は、実習や講義、通学中などに発生したけがに対して保険金が支払われるものです。掛け金は、年間9,000円で、入院日額31100円、通院日額1,700円(令和7年度時点)となっており、実習等に要する諸経費から学校が一括して加入します。
JR・近鉄「桜井駅」より約4km(スクールバス 約15分、自転車 約25分)、近鉄「橿原神宮前駅」より役6km(スクールバス 約25分)です。原則として自動車での通学は許可しておりませんが、自転車、バイクでの通学は可能です。
例年4月7日(土日に当たる場合はその前の平日)に入学式を行い、その翌平日から授業を行います。
休みについては、土日祝日のほか以下の日程を設けています。夏休み:7月25日~8月31日冬休み:12月25日~翌年1月10日春休み:3月25日~4月7日
いいえ。一般的な専門学校や高等学校等と同様にあらかじめ組まれた時間割に沿って学びます。
遠方からの学生は、NAFIC附属セミナーハウスのシングルルームを長期利用できます。
“Auberge(オーベルジュ)”とは、宿泊施設を備えたレストランを意味します。発祥の地フランスでは郊外に多く点在し、その土地の食材を活かした料理をゆっくりと堪能するため、遠方からもお客様が訪れます。NAFICでは、オーベルジュ実習を行う実践オーベルジュ棟「オーベルジュ・ドゥ・サンヴィ」を安倍校舎に併設し充実したオーベルジュ実習を行っています。「オーベルジュ・ドゥ・サンヴィ」についてはリンク先をご覧下さい。
なら食と農の魅力創造国際大学校 NAFIC