概要
- 日時:2014年1月20日(月)~22日(水)
- 場所:ホテル日航奈良(日本国奈良県奈良市)
- 主催:奈良県
- 後援:総務省、外務省
- 参加会員地方政府:5ヶ国39地方政府(中国、フィリピン、韓国、ベトナム、日本)
中国(1)
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山東省
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フィリピン(1)
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バレル市
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韓国(7)
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京畿道、忠清南道、瑞山市、扶余郡、全羅南道、慶尚北道、慶州市
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ベトナム(2)
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フートー省、ベッチ市
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日本(28)
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山形県、福島県、新潟県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、
三重県、京都府、和歌山県、鳥取県、島根県、徳島県、香川県、高知県、奈良県、多賀城市、新潟市、太宰府市、奈良市、天理市、橿原市、御所市、斑鳩町、明日香村、広陵町、下市町
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※特別ゲスト:ミャンマー(ヤンゴン地域政府、マンダレー地域政府)
プログラム
【1月20日(月)】
(1)13:00~18:15 グループ討議(上級実務者)
【Aテーブル】
講師
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前田 努(奈良県副知事)
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参加地方政府
(11地方政府)
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中国
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山東省
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韓国
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京畿道、全羅南道、慶州市
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日本
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長野県、京都府、鳥取県、奈良県、太宰府市、天理市、橿原市
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【Bテーブル】
講師
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久住 時男(新潟県見附市長)
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参加地方政府
(6地方政府)
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日本
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山梨県、岐阜県、島根県、徳島県、奈良県、明日香村
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【Cテーブル】
講師
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藻谷 浩介(株式会社日本総合研究所調査部主席研究員)
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参加地方政府
(8地方政府)
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韓国
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忠清南道
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日本
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山形県、静岡県、和歌山県、高知県、奈良県、奈良市、斑鳩町
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(2)19:00~20:30 ウェルカムレセプション(奈良ホテル)
【1月21日(火)】
(1) 8:45~ 8:55 主催者挨拶
荒井 正吾(奈良県知事)
(2) 8:55~9:10 来賓挨拶
石原 信雄(一般財団法人地方自治研究機構 会長)
(3) 9:10~ 9:45 基調講演「アジアの未来」
スリン・ピッスワン(前ASEAN事務総長、奈良県立大学客員教授)
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荒井 正吾(奈良県知事)
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石原 信雄
(一般財団法人地方自治研究機構 会長)
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スリン・ピッスワン
(前ASEAN事務総長、奈良県立大学客員教授)
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(4) 9:45~15:40 グループ討議(首長)
【Aテーブル】
講師
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アン・サンフン(ソウル大学社会福祉学科教授)
宮本 太郎(中央大学法学部教授)
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参加地方政府
(13地方政府)
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中国
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山東省
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韓国
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京畿道、扶余郡、全羅南道、慶州市
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日本
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福井県、長野県、鳥取県、奈良県、太宰府市、天理市、橿原市、御所市
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【Bテーブル】
講師
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久住 時男(新潟県見附市長)
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参加地方政府
(11地方政府)
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韓国
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瑞山市
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ベトナム
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フートー省、ベッチ市
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日本
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新潟県、山梨県、岐阜県、徳島県、奈良県、多賀城市、明日香村、下市町
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【Cテーブル】
講師
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藻谷 浩介(株式会社日本総合研究所調査部主席研究員)
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参加地方政府
(14地方政府)
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フィリピン
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バレル市
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韓国
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忠清南道、慶尚北道
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日本
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山形県、福島県、静岡県、三重県、和歌山県、香川県、奈良県、新潟市、奈良市、斑鳩町、広陵町
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グループ討議の様子
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<左から>前田 努(奈良県副知事)、
宮本 太郎(中央大学法学部教授)、
アン・サンフン(ソウル大学社会福祉学科教授)、
荒井 正吾(奈良県知事)
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久住 時男
(新潟県見附市長)
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藻谷 浩介
(株式会社日本総合研究所調査部主席研究員)
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(5)16:00~16:45 全体会議
- 記念講演 二階 俊博(衆議院議員)
- 参加地方政府の紹介
- 事業報告
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二階 俊博(衆議院議員)
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(6)16:45~17:20 記念撮影
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記念撮影
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(7)17:30~18:00 代表記者会見
韓国
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扶余郡 郡守
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フィリピン
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バレル市 市長
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ベトナム
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フートー省 知事
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日本
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多賀城市 市長、奈良県 知事
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特別ゲスト
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ミャンマー
・ヤンゴン地域政府 安全保障・国境問題担当大臣
・マンダレー地域政府 計画・財務大臣
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代表記者会見
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(8)18:30~20:30 知事招宴
【1月22日(水)】
(1)バイ会談(会員間二者会談)※希望会員地方政府のみ
9:00~ 9:15
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慶州市-奈良県
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9:15~ 9:45
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ミャンマー-奈良県
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9:45~10:00
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バレル市-奈良県
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議長報告
2013年度の第4回東アジア地方政府会合では、第2回会合から実施し、参加会員からも好評であったテーマごとのグループ討議を中心に議論を行った。
地方政府に共通する課題として、会員地方政府からのアンケートを経て事務局である奈良県で選定したテーマは、昨年より引き続いてのテーマである「少子高齢化時代の社会保障」、新しいテーマである「地域経済の振興と雇用」の2つであり、これについてグループ討議を行った。
会員地方政府には、あらかじめテーマを選んでいただいたうえで、テーマ毎の議論に参加いただいた。
昨日(20日)の「上級実務者レベル」の討議では、事前にご提出いただいたリージョナルレポートを中心に、講師の評価を交えながら参加者同士での意見交換が行われた。
本日(21日)の会合では、最初に前アセアン事務総長であり、奈良県立大学客員教授のスリン・ピッスワン氏より、「アジアの未来」と題した基調講演が行われた。
スリン・ピッスワン氏からは、「東アジア地方政府会合の評価は、地域、コミュニティ、草の根レベルで運営しており、一丸となって、人類の安全、安心、福祉、繁栄に貢献する力を育んでいること」、「ここに参集されている皆さんは、地方政府という立場に留まらないでほしい。皆さんは大きなエンジンのスクリューではない。各国のリーダーのビジョンは、地方政府の力がなければ実現できない。地方政府自身が、よりよき世界の実現に貢献できる。」、「私の希望は、この政府会合が今後も継続的に開催されることはもちろん、地方政府だけでなく、他の事業体や様々な組織が参加し、教育、啓蒙、交流を重ねていくことである。」など、力強い応援のメッセージをいただいた。
次に、各テーマの3人の講師から昨日の上級実務者レベルのグループ討議の概要報告が行われた。
引き続き、基調講演と実務者レベルの議論を踏まえ、「首長クラス」による活発な議論が行われ、各行政課題に対する理解を更に深めた。
以下に,テーマごとの議論の結果(概要)を概ね次の2点にまとめて報告する。
1. 地方政府としての具体策
2. 今後の更なる改善に向けての具体策
なお、この議長報告は、議長である奈良県知事と事務局である奈良県により作成したものであるが、取りまとめにあたっては、グループ討議の各講師の方々より、的確なご助言、ご指導を賜ったところである。一方ならぬご協力、ご支援に厚く御礼申し上げる。
※議長報告 全文はこちら