〇奈良漬の漬け方 3つのポイント
ポイント❶ 置き換える
①塩漬して野菜の水分を塩分と置き換えて、脱水する。(これは、保存のためと、うまみを出すための下ごしらえとしての塩漬けです。)←第1段階の置き換え
②塩漬けした野菜を酒粕に漬ける。(これは塩分を抜いて、そこに酒粕のうまみを置き換える作業。)←第2段階の置き換え。
ポイント❷ 2つのチカラを利用する
①塩のチカラ、酒粕のチカラを利用する。(自然のチカラにまかせる。) ←第1のチカラの利用。
②時間をかけて漬け込む。(時間のチカラにまかせる。)←第 2のチカラの利用
ポイント❸ 伝統と経験を生かし、自然の声を聞く
①漬ける素材 (野菜・果実 )や酒粕の状態によって漬け方を工夫する。(第1の自然の声を聞く。)←第1の伝統と経験の生かし方。
②奈良の風土やその年の気候によって漬け方を工夫する。(第2の自然の声を聞く。)←第 2の伝統と経験の生かし方。
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