食品ロスを減らす3つのコツ
3つのコツを意識して、食品ロス削減のためにできることに取り組みましょう!
食品ロス削減のためにできること
買いすぎない ~買い物でできること~
お買い物に行く前に、冷蔵庫などにある食材を確認
必要な食品をリストアップし、誤ってすでにある食品を購入しないよう気を付けましょう。
購入は必要な分だけ
食べる予定のないまとめ売り商品や特売品の衝動買いは控えましょう。
期限表示を知って、賢く購入
すぐに食べる予定の食品は、「てまえどり」しましょう。
「てまえどり」とは?
すぐに食べる場合に、商品棚の手前に置かれることの多い販売期限が短い商品を積極的に選ぶ購買行動のことです。商品棚の奥から商品を取ると、販売期限が短い手前の商品が残り続け、期限を過ぎて廃棄されることにより、食品ロスが発生してしまいますが、「てまえどり」により、そのような食品ロスを減らすことができます。
→奈良県では「てまえどり」の推奨に取り組んでいます。
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参考:賞味期限と消費期限の違い
賞味期限 |
美味しく食べることができる期限のことです。
過ぎてもすぐに廃棄せず、自分で食べられるかどうかを判断することも大切です。 |
消費期限 |
食べても安全な期限のことです。
過ぎた場合は食べない方が良いです。 |
※どちらも開封していない状態で、正しい方法で保存した場合の期限です。一度開封した商品は、期限に関わらず早めに食べましょう。
買ったものは、適切に保存
買ってきた野菜をそのまま冷蔵庫に入れて、気づいたら傷んでしまったということはありませんか。
最後まで美味しく食べるためにも、保存の時に少しだけ手間をかけましょう。
- すぐに下処理して、適切に保存しましょう。
- 新鮮なうちに冷凍して、解凍後はすぐに調理しましょう。
- 使うときのことを考えて保存しましょう。
- 冷凍できる食品を知りましょう。
参考
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作りすぎない ~調理でできること~
野菜を無駄なく使う
捨ててしまいがちな野菜の部位には、実は食べられるものもあります。
例
人参、大根、かぼちゃ |
よく洗えば、皮ごと使えます。 |
ブロッコリー |
茎の部分も、食べやすく切れば料理に使えます。 |
ピーマン |
種もそのまま食べられます |
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残った料理はリメイク
作りすぎて残ってしまった料理は、アレンジして他の料理にリメイクすれば、飽きずに食べられます。
食べ残さない ~外食でできること~
食べられる量を注文
食べる人数や時間、体調などを考えて、食べられる量だけ注文しましょう。必要に応じて、小盛りやハーフサイズを選びましょう。
美味しく食べきり!
料理を味わい、美味しく食べきりましょう。宴会やパーティの際には、ぜひ「30・10運動」を呼びかけてみましょう。
「30・10運動」とは?
宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンです。「“開始30分間”は席を立たずに料理を楽しみ、“お開き10分前”になったら、自分の席に戻って再度料理を楽しみましょう、」と呼びかけて、食品ロスを削減するものです。職場や知人との宴会やパーティから始めていただき、一人ひとりが「もったいない」を心がけましょう。
食べきれない場合は持ち帰りも検討
お店の方とよく相談し、持ち帰ることが可能な場合は、自己責任の範囲で持ち帰りを行いましょう。
参考
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その他
自宅で発生する食品ロス量を知る
家庭から発生する食品ロスを減らすためには、まずは、私たち一人ひとりが、日々の生活でどの程度食品ロスを出しているのかを認識することが大切です。ご自宅でどのくらいの食品ロスが発生しているか、下記のツールを使って調べてみましょう。食品ロスの量を把握できるだけでなく、家庭への経済損失に換算することもできます。
ご家庭で食べきれない食品は…
知人へのおすそわけや、フードドライブへの寄付を検討しましょう。
「フードドライブ」とは?
家庭で使わない食品を持ち寄り、フードバンクを通じて、食品を必要としているこども食堂や社会福祉施設等の団体へ寄付する取組のことです。
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啓発資材
食品ロス削減の推進のため、啓発資材を作成しました。
食品ロス削減に取り組む皆さまに、広くご使用いただけます。
ご利用の際は、使用申請書にご記入のうえ、申請書に記載の提出先までメールにてお送りください。
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