「がん検診を受けよう!」奈良県民会議
奈良県における死亡原因の第一位はがんで、年間4000人以上の人ががんで亡くなり、その数は増加の一途をたどっています。がんによる死亡率の減少を目指し、行政・地域・企業・団体等が協働し、がん検診受診率向上への取り組みを進める実行組織として平成24年10月10日、下記の趣意に賛同する114の団体等により、「がん検診を受けよう!」奈良県民会議を設立しました。
設立趣意書
奈良県民の死亡原因の第1位は、がん(悪性新生物)です。平成22年には県内の死亡数13,036人のうち4000人を超える人ががんで亡くなり、これは3人に1人ががんで亡くなっていることになります。また、日本では生涯のうちに2人に1人ががんにかかるといわれており、誰もががんになる可能性があります。
がんは早期に発見すれば、治療により命が助かる確率が上がります。だからこそ、症状がなくても定期的に検診を受けることが重要です。
健康なときに受けるがん検診の重要性が十分に理解されず、本県のがん検診受診率は20%~30%前後で推移しており、全国的にみても残念ながら低い受診率と言わざるを得ないのが現状です。
「がん検診を受けよう!」奈良県民会議は、がんによる死亡率の減少を目指す実行組織として、
1 がん検診を受ける気運づくり
2 がんやがん検診に関する正しい知識の普及や理解の促進等
会員それぞれの立場で、受診率向上への取り組みを進め、受診率50%を目指します。
「がん検診を受けよう!」奈良県民会議