ルート概要
興福寺、東大寺をはじめ、奈良を代表する神社仏閣をめぐる散策路。このエリアは県下でも最多の国宝数を誇り、見所に事欠かない観光地。しかし一足伸ばせば、人のざわめきも車の音も届かない、風情ある散策路が延びている。近鉄奈良駅前の道を青々とした若草山が見える東に向かうと、すぐに興福寺の建物が見えてくる。話題沸騰の阿修羅(あしゅら)像が安置される国宝館は、2010年3月から露出展示という新たな装いに。その後、仏教美術を中心に多くの文化財を所蔵する奈良国立博物館と東大寺へ。大仏を本尊にした東大寺は奈良のシンボル。さらに足を伸ばして聖武天皇陵へ。東隣には光明皇后陵もある。ここで折り返して、若草山山麓の道を経由して春日大社へ。参拝後、表参道を通って近鉄奈良駅へ。歴史や自然を満喫しながら一日かけて散策を楽しみたい。