県民だより奈良 平成30年5月号

奈良養生訓
正しく知りましょう!

受動喫煙

たばこの煙には喫煙者が吸う「主流煙」と、吐き出した「呼出煙(こしゅつえん)」、たばこから立ち上る「副流煙」があります。
これらの煙を意図せず吸わされることを受動喫煙と言います。
飲食店での受動喫煙のイラスト

受動喫煙で年間約1万5千人が死亡すると推計されています!

脳卒中8,014人、虚血性心疾患4,459人、肺がん2,484人、乳幼児突然死症候群73人
出典:国立がん研究センター

受動喫煙にあう場所は、飲食店や職場が特に多くなっています

過去1カ月の間に、それぞれの場所で「受動喫煙を経験した」と回答した人の割合
飲食店43.3%、職場34.0%、家庭10.0%、行政機関8.9%、医療機関7.2%
出典:平成29年度なら健康長寿基礎調査

煙が見えなくても受動喫煙になります

目の前で喫煙していなくても、喫煙後の人や物に付着した臭い・成分には有害物質が含まれています。これをサードハンドスモーク(三次喫煙)といいます。
サードハンドスモークの例:髪の毛、吐く息、服やカーテンなど

Q 加熱式たばこなら大丈夫?

A 加熱式たばこの主流煙にも、ニコチンや発がん性物質などが含まれていると報告されています。
加熱式たばこも、一般的な紙巻きたばこと同じたばこの葉を使用しています。健康への悪影響についても、研究が進められています。

禁煙に手遅れはありません!

5月31日は世界禁煙デー
 世界禁煙デーは、たばこによる健康リスクについて関心と理解を深める日です。県では、禁煙相談会など禁煙の啓発キャンペーンを行います。
 そのほか、身近な薬局でも禁煙の相談ができます。詳しくは下記へ。

受動喫煙を防止するための法整備が進められています

 「屋内での望まない受動喫煙をなくすこと」を基本に、健康増進法の一部を改正する法律の制定が進められています。法律が施行されると、施設の類型や場所ごとに対策を実施することが義務付けられます。
 

県疾病対策課
電話 0742-27-8928
FAX 0742-27-8262