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「肝臓がん」の新入院患者数

肝臓がんの新入院患者数

  2017.1~12
(H29.1~12)
2018.1~12
(H30.1~12)
県立医科大学附属病院 469 409
県総合医療センター 217 177
天理よろづ相談所病院 192 189
近畿大学奈良病院 128 117
市立奈良病院 192 199
南奈良総合医療センター 32 26
国保中央病院 34 39
済生会中和病院 9 25
大和高田市立病院 57 46
病院計  1,330 1,227
出典 現況報告書

※患者数は、がんを主たる病名に診断されたものについて計上。

※入院した患者がその日のうちに退院あるいは死亡した場合も計上。

 

「肝臓がん」の手術の状況

肝臓がんの手術の状況

  開腹手術 腹腔鏡下手術 マイクロ波凝固法 ラジオ波焼灼療法
奈良県立医科大学附属病院 7 38 0 61
奈良県総合医療センター 27 28 0 30
天理よろづ相談所病院 15 7 0 71
近畿大学奈良病院 11 7 0 13
市立奈良病院 0 0 0 12
南奈良総合医療センター - - - -
国保中央病院 - - - -
済生会中和病院 - - - -
大和高田市立病院 - - - -
対象期間 2018年1月1日~12月31日
(平成30年1月1日~12月31日)
出典 現況報告書

開腹手術

おなかを大きめにきる手術。肝臓は血流がとても豊富な臓器であるため、肝臓の手術では手術中の出血が多くなるリスクが他の消化器(胃や大腸など)の手術より高くなります。

腹腔鏡下手術

腹腔鏡手術は、がんのある場所や術式によっては可能ですが、実施できる状況は限られており、通常、多くは開腹での手術が行われています。

マイクロ波凝固法

マイクロ波による熱でがんを熱凝固する治療。

ラジオ波焼却療法

体の外から特殊な針をがんに直接刺し、通電してその針の先端部分に高熱を発生させることで、局所的にがんを焼いて死滅させる治療法です。治療の際は、腹部の局所での麻酔に加えて、焼灼で生じる痛みに対して鎮痛剤を使用したり、静脈からの麻酔を行います。焼灼時間は10〜20分程度です。発熱、腹痛、出血、腸管損傷、肝機能障害などの合併症が起こることもあります。また、針を刺した場所に痛みややけどが起こることがあります。治療後は、数時間程度の安静が必要です。

 

「肝臓がん」の放射線治療を受けた患者数

肝がんの放射線療法患者数

  患者数-肝がん-
(人)
患者数 -全がん-(人)
体外照射 密封小
線源治療
核医学
治療
緩和的放射
線治療(件)
全体 定位
照射(脳)
定位
照射(体幹)
強度変調放射
線治療(IMRT)
粒子線治療
(重粒子線、陽子線治療)
奈良県立医科大学附属病院 15 611 43 13 240 0 155 25 259
奈良県総合医療センター 2 290 0 0 0 0 0 0 110
天理よろづ相談所病院 9 427 24 12 60 0 10 11 185
近畿大学奈良病院 7 347 3 7 87 0 0 20 71
市立奈良病院 3 210 0 0 0 0 0 2 38
南奈良総合医療センター - - - - - - - - -
国保中央病院 - - - - - - - - -
済生会中和病院 - - - - - - - - -
大和高田市立病院 - - - - - - - - -
対象期間 2018年1月1日~12月31日
(平成30年1月1日~12月31日)
出典 現況報告書

 

体外照射

体の外から放射線をあてる治療法。現在がんの治療でもっとも多く使われている放射線治療は、外部照射。外部照射では、がんの病巣に対して、体の外から皮膚を通して放射線を照射する。

密封小線源治療

「内部照射」(体の内側から、がんやその周辺に放射線をあてる方法)の一般的な治療法。

主に前立腺がんの治療に用いられる。

密封小線源治療には、組織内照射、腔内照射がある。組織内照射では、放射性同位元素を管、針、ワイヤー、粒状などの形状となった容器に密封して、がん組織やその周囲組織に直接挿入する。

腔内照射では、小線源治療装置(RALS)を利用し、子宮などの腔内にあらかじめ細い管(カテーテル)を配置し、その管を通して放射線源を送り込むことで治療する。

医学治療

「内部照射」(体の内側から、がんやその周辺に放射線をあてる方法)の一般的な治療法。

非密封の放射性同位元素(アイソトープ)を経口薬や静脈注射によって体内に取り込む

内用療法、内照射療法、アイソトープ治療などともいう。