掲載データ一覧
- 2011~2015年の5年間で、各病院で小児がんの診断を受けた患者数をグラフで示している。
- 5年間に診断された15歳未満の小児がん患者は86人であり、64.0%が奈良県立医科大学附属病院で、次いで近畿大学医学部奈良病院(18.6%)で診断されていた。県外医療機関で診断されていたのは8.1%であった。
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白血病 |
神経芽腫 |
脳腫瘍 |
悪性リンパ腫 |
骨軟部腫瘍 |
肝芽腫 |
網膜芽細胞腫 |
その他 |
総計 |
奈良県立医科大学附属病院 |
24 |
5 |
9 |
7 |
5 |
1 |
0 |
4 |
55 |
近畿大学奈良病院 |
1 |
5 |
0 |
1 |
3 |
1 |
0 |
5 |
16 |
天理よろづ相談所病院
奈良県総合医療センター
市立奈良病院
国保中央病院 |
3 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
7 |
総計 |
28 |
11 |
10 |
8 |
8 |
2 |
1 |
10 |
78 |
- 2011~2015年の5年間の、拠点病院等で小児がんの診断を受けた患者のがん種別・病院別内訳をグラフで示している。
- 拠点病院等で診断された78人の内訳は、白血病が最も多く(28人)、次いで神経芽腫(11人)、脳腫瘍(10人)と続く。
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1位 |
2位 |
3位 |
4位 |
5位 |
15-19歳
(n=42) |
白血病
26.2% |
脳腫瘍
16.7% |
卵巣または精巣がん
14.3% |
骨肉腫
悪性リンパ腫
9.5% |
20-24歳
(n=49) |
卵巣または精巣がん
24.5% |
悪性リンパ腫
16.3% |
白血病
12.2% |
子宮がん
甲状腺がん
8.2% |
25-29歳
(n=83) |
甲状腺がん
14.5% |
白血病
13.3% |
卵巣または精巣がん
子宮がん
10.8% |
悪性リンパ腫
9.6% |
30-34歳
(n=226) |
乳がん
子宮がん
13.7% |
卵巣または精巣がん
甲状腺がん
10.2% |
大腸がん
6.6% |
35-39歳
(n=415) |
乳がん
25.8% |
子宮がん
16.6% |
卵巣または
精巣がん
9.4% |
甲状腺がん
8.0% |
大腸がん
7.2% |
- 2011~2015年の5年間の、各病院でAYA世代のがんの診断を受けた患者数をグラフで示している。
- 5年間に診断された15~39歳のAYA世代のがん患者は815人であり、15~19歳では白血病が最も多く、20~24歳では卵巣または精巣がん、25~29歳では甲状腺がんと白血病、30~34歳では乳がんと子宮がん、35~39歳では乳がんが多くみられた。
- 2011~2015年の5年間で、AYA世代のがんの診断を受けた患者数を病院別のグラフで示している。
- 診断した医療機関は、奈良県立医科大学附属病院(23.1%)と天理よろづ相談所病院(22.8%)、次いで近畿大学医学部奈良病院(13.0%)であり、拠点病院等で約8割を占めた。県外医療機関で診断されていたのは約1割であった。
病院名 |
乳がん |
子宮がん |
消化器がん |
甲状腺がん |
悪性リンパ腫 |
白血病 |
卵巣がん |
精巣がん |
脳腫瘍 |
骨軟部腫瘍 |
その他 |
総計 |
奈良県立医科大学附属病院 |
9 |
22 |
26 |
18 |
24 |
13 |
9 |
6 |
15 |
13 |
33 |
188 |
天理よろづ相談所病院 |
26 |
25 |
23 |
23 |
16 |
20 |
12 |
10 |
6 |
0 |
25 |
186 |
近畿大学奈良病院 |
16 |
12 |
11 |
18 |
9 |
13 |
3 |
5 |
1 |
2 |
16 |
106 |
市立奈良病院 |
33 |
7 |
10 |
2 |
0 |
1 |
3 |
7 |
4 |
2 |
3 |
72 |
奈良県総合医療センター |
0 |
23 |
8 |
3 |
1 |
0 |
4 |
4 |
0 |
0 |
7 |
50 |
済生会中和病院 |
11 |
0 |
3 |
2 |
0 |
0 |
1 |
2 |
0 |
0 |
3 |
22 |
大和高田市立病院 |
9 |
4 |
3 |
0 |
0 |
0 |
4 |
0 |
0 |
0 |
2 |
22 |
国保中央病院 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
3 |
総計 |
104 |
93 |
85 |
66 |
50 |
47 |
36 |
35 |
26 |
17 |
90 |
649 |
- 2011~2015年の5年間で、AYA世代のがんの診断を受けた患者数をがん種別病院別のグラフで示している。
- 拠点病院等で診断された649人の内訳は、乳がんが最も多く(104人)、次いで子宮がん(93人)、消化器がん(85人)、甲状腺がん(66人)の順であった。
以下のデータは、2011~2015年の奈良県のがん診療連携拠点病院(5つ)、支援病院(3つ)の地域がん登録データを集計したものです。
患者住所地別診断医療機関及び生存率は地域がん登録の集約データ(複数の病院にかかると病院間の情報を集約して1つにするなど作業を行ったデータ)を集計しているので、病院から提出のあった届出数とは同じにはなりません。
がん診断患者数、患者の年齢構成、県内患者住所地の割合、臨床進行度分布、治療実施状況は、2011~2015年の地域がん登録の届出票入力情報を集計したものである。届出票入力情報のデータは、病院ごとのがん患者の初回診断(登録)情報であるため、病院別の患者数や年齢構成、治療状況等がわかります。