地勢
中国の中原地区に位置し、崇山(すうざん)の東麓、黄河のほとりに広がる歴史と文化の薫る都市である。古くより「天地の中央」と称され、古称「商都」、別名「緑城」とも呼ばれている。「中国八大古都」の一つに数えられ、国家歴史文化名城、中国優秀観光都市、国家衛生都市、国家森林都市、全国緑化模範都市、全国科学技術進歩先進都市、全国双擁模範都市、全国文明都市といった数々の称号を誇っている。近年では「新エネルギー車の都」、「コンピューティングパワーの都」、「ダイヤモンドの都」、「スーパー充電の都」、「量子の都」といった新たな都市像を掲げ、長江以北で唯一の「国家エコ庭園都市」に認定された省都である。
主要産
自動車および装備製造、電子情報、新素材、バイオ・医薬品、アルミ及びアルミの精密加工、現代食品製造など
シンボル
市の花:月季(モッコウバラ)
1983年3月21日、鄭州市第七回人民代表大会第三次会議において、市の花として制定された。
市の木:法桐(スズカケノキ)
2007年12月14日、鄭州市第十二回人民代表大会常務委員会第三十二次会議において、市の木として制定された。
代表的なランドマークは以下の2つが挙げられる。
(1)鄭州二七記念塔
1923年に発生した京漢鉄道労働者運動を記念して建設された塔であり、都市の発展の歴史を見守り続ける精神的シンボルでもある。
(2)崇山少林寺
崇山の五乳峰のふもとに位置する少林寺は、中国仏教の禅宗の発祥地であり、また武術の重要な源流の一つとして鄭州のみならず中国全体にとっても貴重な歴史文化遺産である。古風で優雅な建築様式と自然景観が調和した景観を形成している。
観光客数
1.7億人(2024年)
行政区画
5市6区1県(2024年)
公式HP
https://www.zhengzhou.gov.cn/
出典 :鄭州市人民政府HP、「2023年鄭州市国民経済と社会発展統計広報」、「2023年鄭州市都市建成区域の規模に関する鄭州市人民政府の公告」、「鄭州市概況(2024)」、「2024年鄭州市経済運営状況」
(2025年2月 現在)