古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング

  • 古の歴史と文化の香る町・安堵町ウォーキング
  • 四季を通してそれぞれの趣がある田園風景が素晴らしいです。 南に二上山から葛城・金剛の山々、又西に信貴の山を配し、夕日の美しさは絶品です。 高低差もなく野道をたどる安堵町ウォーキングで、いにしえの時代にタイムスリップしてみませんか。 風薫る道を歩いて、古い歴史の足跡を辿る沢山の発見と感動を味わってください。

【このルートをおすすめする観光ボランティアガイド】安堵観光ボランティアの会

安堵観光ボランティアの会

■ガイド団体紹介安堵町は、世界文化遺産法隆寺の東部に隣接し、聖徳太子ゆかりの地で「太子道」が通っています。また安堵町の歴史や伝統、民俗資料を展示・伝承する「安堵町歴史民俗資料館」、近代陶芸の父、富本憲吉の作品を展示した「富本憲吉記念館」、国指定重要文化財の環濠屋敷「中家住宅」など随所に文化や歴史的スポットがあります。現在ガイドコースとして8コースを設定し、古の歴史と文化の香る安堵町をご案内いたします。■連絡先(ガイド申し込み先) 安堵町 商工会 〒639-1061 奈良県生駒郡安堵町東安堵958  電話:0743-57-1524 FAX::0743-57-1526 E-mail anbokai@hotmail.co.jp ホームページアドレス http://anbokai.cocolog-nifty.com/■安堵町の観光に関するお問い合せ 安堵町役場 産業建設課 電話:0743-57-1519

龍華山 善照寺(ぜんしょうじ)

龍華山 善照寺(ぜんしょうじ)

善照寺は、応仁元年(1467年)の開山。真宗の念仏道場として始まり、享保二十年(1735年)に今の寺号を下賜されました。浄土真宗本願寺派。明治六年には、この境内に「明倫館」という小学校が創設されていましたが、今はその面影はありません。また、境内には、福井県から水路で運ばれてきたといわれる、樹齢およそ250年の根上りの松が佇んでいます。県内でも類を見ない黒松で、「冨生の松」と名付けられています。

飽波神社(あくなみじんじゃ)

飽波神社(あくなみじんじゃ)

飽波神社は安堵総社とよばれ、約600年ごろ建立されました(『続日本紀』(しょくにほんき)にも記載されています)。聖徳太子が芦垣宮(あしがきみや)に滞在中、夢で東方に5色の雲がたなびき、霊剣が現れるのを見、素盞鳴尊(すさのおのみこと)が牛頭天王となって顕現したと思い、飽波宮に牛頭天王のほこら祠を作ったのが始まりだと伝えられています(『安堵社神験記』)。こういったことから、飽波宮が飽波神社でないかという説があります。

歴史民俗資料館(今村謹三・灯心つくり)(れきしみんぞくしりょうかん いまむらきんぞう とうしんつくり)

歴史民俗資料館(今村謹三・灯心つくり)(れきしみんぞくしりょうかん いまむらきんぞう とうしんつくり)歴史民俗資料館(今村謹三・灯心つくり)(れきしみんぞくしりょうかん いまむらきんぞう とうしんつくり)

この歴史民俗資料館は、平成3年(1991年)今村家より土地・建物・資料を町に寄贈されたものを安堵町が修復、改装の整備を行い、平成5年10月安堵町の歴史や伝統、民俗関係資料を展示・伝承する場、安堵町歴史民俗資料館として一般公開しています。主な展示物は、1安堵町関係古文書資料2安堵町伝統産業「灯心」関係資料3江戸時代中期からの安堵町域の民俗資料4維新の魁 天誅組関係資料等となっています。

富本憲吉記念館(とみもとけんきちきねんかん) *現在閉館中。平成24年10月13日(土)より富本憲吉文化資料館として開館予定。

富本憲吉記念館(とみもとけんきちきねんかん)富本憲吉記念館(とみもとけんきちきねんかん)

富本憲吉は、古典的な日本美をすばらしい近代感覚でとらえなおし、気品ある模様と器形の追求をすることで、伝統に立脚しながらも技術偏重に泥(なず)むことなく、たえず新鮮な感覚で<芸術>としての陶芸をおしすすめた、近代陶芸の父と言われています。昭和30年 第1号人間国宝(色絵磁器の技術保持者=重要無形文化財)を受賞(浜田庄司、荒川豊蔵、石黒宗麿の4人・・「日本工芸会」発足)。昭和36年には文化勲章を受章。

極楽寺(ごくらくじ)

極楽寺(ごくらくじ)

聖徳太子により587年に開創されたと伝えられる真言宗寺院です。山号は紫雲山で、もと常楽寺という寺院であったと伝えられています。本尊の阿弥陀如来座像は11世紀後半、藤原時代の作。像高139センチの半丈六仏で国の重要文化財に指定されています。本堂内には聖観音立像や奈良時代に書写され、現在まで伝えられる大般若経六百巻が残されています。堂横の収蔵庫には通称「広島大仏」と呼ばれる、もと広島、原爆ドーム東南側にある西蓮寺の阿弥陀如来座像(鎌倉時代)が安置されています。毎年5月には大般若経の転読会の行事があり、法要がおこなわれます。

中家住宅(なかけじゅうたく)

中家住宅(なかけじゅうたく)中家住宅(なかけじゅうたく)

環濠屋敷とは大和に多い環濠集落の一種で、防備・水利・排水などの目的で発生した集落形式です。中家は総面積3,500坪という広大な屋敷構えを持ち、二重の濠に囲まれた平城形式を取り入れた 武家造りと農家造りを兼ねた中世環濠屋敷の姿をよく留めています。表門・主屋・新屋敷・米蔵・新蔵・乾蔵・米蔵および牛小屋・持仏堂・持仏堂庫裏の建造物と宅地(竹薮および溜池・濠)が昭和43年~53年に国の重要文化財に指定。

熊凝山 額安寺(くまごりさん かくあんじ)

熊凝山 額安寺(くまごりさん かくあんじ)熊凝山 額安寺(くまごりさん かくあんじ)

聖徳太子が我が国に始めて建立した仏教殿堂で、学問修業のための道場である熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)の跡地とされています。今も寺に伝わる虚空蔵菩薩像は、奈良時代に額安寺住職第一世となった道慈律師が安置礼拝していたもので、我が国における虚空蔵求聞持法の最初の根本本尊です。推古天皇が額の傷の回復を祈願したところあと形もなく平癒したことから「額安寺」の名を賜ったと伝えられています。

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