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- 葉は花を中心に輪になってつきます。
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- シキミの花
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- 葉の裏
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- ちなみにこれはサカキです。
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- つぼみです。もうすぐ咲きます。
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- 葉の表。よく光ります。
春日山原始林でシキミの花が咲き始めていました。この木は低木で原始林のあまり陽の当たらないような林床でもよく育ちます。葉の特徴は周囲のギザギザ(鋸歯)もなく、表も裏も毛はなく、葉脈は目立たずいつ見ても緑でつるつるしています。花も薄い黄色で地味ですがかわいいです。
春日山原始林にはたくさん生えています。アセビと同じく鹿はこの木を食べません。この木にも毒があるからです。一方、葉をちぎって匂いを嗅ぐととても良い香り(芳香)がします。
仏教では葬式や墓によく供えられます。神道ではサカキが一般的ですがシキミを供えるところもあるようです。これから花が咲き始めるので、見に来てください。