- 大仏池の横で見つけた咲き始めの花
- アセビの葉は輪になってつきます
- 花はたっぷりとつきます(花の盛りの頃)
- 赤い冬の花芽
- 左の穂は咲く前のつぼみ、右の穂は実
- 葉の周りには細かな鋸歯がある
咲きはじめのアセビの花を見つけました。以下は奈良公園のアセビについてのよく知られた話。奈良公園には低木がほとんどありません。これは鹿が首が届く範囲の葉をほとんど食べてしまうからです。
アセビは低木ですがたくさんあります。毒を持つため鹿が食べないからです。
アセビはツツジの仲間です。他にもレンゲツツジ、シャクナゲ、ハナヒリノキなどツツジの仲間は有毒のものが多いことで有名です。
その一方、実が食べられるものも多くコケモモ、スノキ、ナツハゼなど、あのブルーベリーもツツジの仲間です。何だか不思議。
葉は常緑で長さ3~7センチ、幅2~3センチと小さめで、先がとがってカサカサしています。
葉の縁には細かなギザギザ(鋸歯)がたくさんあります。
2月から4月、小さな釣り鐘のような白い花が穂状にたくさんつきます。これから徐々に咲きはじめます。見に来てください。