- 奈良公園事務所の前のクロマツ
- まだ若く青い松ぼっくり
- クロマツの伸びた新芽(白い)
- アカマツの伸びた新芽(赤い)
- クロマツの樹皮は黒っぽい
- アカマツの樹皮は赤い(ただし必ずしも赤くなるとは限らない)
今日クロマツに若い松ぼっくりがなっていました。奈良公園で特に目立つ木、優占する木はクロマツです。クロマツは大きく立派でアカマツとともに昔ながらの日本の原風景の重要な要素です。
マツは広重の東海道五十三次にも最も多く描かれている木ではないでしょうか。クロマツとアカマツ、対比させて観察すると興味深くておもしろいのでは。次のポイントに着目してみてください。
その1:クロマツは新芽が白い。アカマツは赤い。
その2:クロマツの樹皮は黒っぽい灰色。アカマツはその名のとおり赤い(赤くないのもあるけど)。
その3:クロマツの葉は堅くて痛い。アカマツの葉は柔らかくて痛くない。
なのでクロマツは雄松、アカマツは雌松とも呼ばれます。奈良公園に来て確かめてください。