(更新日2019年10月1日)

統計情報

奈良県のがんに関する統計

主な死因別死亡率の推移

 本県におけるがんによる死亡数は、昭和54(1979)年に脳血管疾患を上回り、死亡原因の第1位となり、それ以降も増加傾向をたどっています。平成29(2017)年では4,079人が、がんで死亡し、総死亡数に占めるがんによる死亡数の割合は28.2%(全国27.9%)となっています。

 図1

奈良県の主な死因別死亡数

主な死因別

状況


年齢階級別のがんによる死亡数

 平成29(2017)年の死亡数の状況を年齢階級別にみると、がんによる死亡数(人口10万)は、全国と同様に、40歳代以降、年齢が上がるにつれて増加しています。また、総死亡数に占めるがんによる死亡の割合は、全国と比べて、男性については、50~54歳、60歳代以降で高くなっています。また、女性については、全国と比べて35~39歳、50歳代以降で高くなっています。

階級別

 

奈良県の男女別のがんによる死亡数

 平成29(2017)年のがんによる死亡数についてがんの部位別にみると、男性の場合「気管、気管支及び肺」(24.5%)が最も多く、次いで「胃」(14.4%)、「肝及び肝内胆管」(10.2%)の順となっています。女性の場合は「気管、気管支及び肺」(14.7%)が最も多く、次いで「胃」(12.2%)、「結腸」(10.6%)の順になっています。

男性

女性

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がんの年齢調整死亡率の推移

 がんの年齢調整死亡率(75歳未満、人口10万対)をみると、年々減少傾向にあり、平成29(2017)年では、67.6(全国73.6)となっており、平成18年以降、全国値を下回っています。
 主な部位別については、平成29年の全国との比較では、肝がんは全国値を上回っていますが、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がんは全国値を下回っています。
 ※ 年齢調整死亡率とは(国立がん研究センターがん情報サービスへリンク

推移

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