国内の会員地方政府等の実務者を対象に、「観光分科会」を「新型コロナウイルスと共存する時代の観光振興」をテーマに開催しました。
◆日時 2020年12月2日(水曜日) 午後2時00分~午後4時00分
◆主催 奈良県
◆場所 平城宮跡歴史公園 平城宮いざない館 多目的室
◆内容
○講演
講師:後藤 健市 氏
場所文化デザイナー・野遊び地方創生プロデューサー
(株)スノーピーク取締役執行役員(地方創生担当)ほか
○会員地方政府による事例発表
・奈良県 観光局 ならの観光力向上課 桐田課長
・高山市 海外戦略部 海外戦略課 畑尻課長(オンライン参加)
◆参加者
・現地参加 22機関(17地方政府、2機関、ゲスト3地方政府) 64名
・オンライン参加 18機関(14地方政府、2機関、ゲスト2地方政府) 33名
・合計 35機関(27地方政府、4機関、ゲスト4地方政府) 97名
※うち現地・オンライン両方に参加…5機関(4地方政府、ゲスト1地方政府)
[現地参加内訳]
・山形県、福島県、新潟県、石川県、福井県、山梨県、長野県、静岡県、和歌山県、
島根県、徳島県、香川県、高知県、奈良市、御所市、広陵町、奈良県
・独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、独立行政法人国際協力機構(JICA)
・ゲスト:岡山県、広島県、愛媛県
[オンライン参加内訳]
・福井県、岐阜県、静岡県、三重県、鳥取県、島根県、香川県、荒川区、甲府市、高山市、
葛城市、斑鳩町、明日香村、下市町
・一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)、国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所
・ゲスト:山口県、愛媛県
【概要】
○ 今回、初の試みとして、オンライン参加と、会場の平城宮跡歴史公園での現地参加の併用で開催しました。
○ 講師の後藤健市氏から「野遊びSDGsによる地方創生 グローバル時代における地域の価値とその活かし方」をテーマに講演いただきました。
○ 会員地方政府による事例発表では、ならの観光力向上課の桐田課長から、奈良県の観光分野における新型コロナ対策の取り組みについて、岐阜県高山市海外戦略課の畑尻課長から、オンラインで、アフターコロナを見据えた高山市のインバウンド戦略について、報告いただきました。
【講師による講演及び総括】
○ コロナ禍の影響がある今の状況をまず受け入れて、それに対して進化系の成長をどうしたら良いのか考えることが必要。地方を「何も無い」としてネガティブに捉えず、地域ごとの異なる「個性」の価値をグローバルな意識で認識することが重要。
○ 大切なのは「現場の具体的な行動」。地方に元々ある豊かな自然を活かして、野遊びで場所をおしゃれに着替えさせることで魅力を磨き上げ、国内外から人が「わざわざ」遊びに来る場所にする。
○ グローバル時代の地方創生に重要なことは「開いて繋がる」こと。地域から、日本から、東アジアから、世界を信頼と笑顔で繋ぐ。それぞれの地域から、ハイクラスも含めたマルチクラスを対象とする進化系事業の仕掛けに取り組んでいく。東アジア地方政府会合の繋がりは、奈良県が仕掛けた「開いて繋がる」ことであり、楽しい&美味しい野遊びSDGsの連携展開をすることが重要。

講師による講演 奈良県による事例発表

高山市による事例発表(オンライン)
意見交換の様子
中華人民共和国 貴州省が、2020年9月29日付で東アジア地方政府会合会員に加入しました。
これにより、東アジア地方政府会合会員は7か国74会員になりました。
貴州省は中国西南地域に位置し、気候が穏やかで自然豊かなところです。土司(どし)の遺跡群や南方カルスト地形などの世界遺産(文化・自然)があり、観光スポットとしても注目されています。
「貴州省の概要」はこちらをご覧ください
外部リンク:貴州省日本観光センター
新型コロナウイルス感染症の世界規模での感染状況を踏まえ、来年度に延期のうえ、インドネシア共和国 西ジャワ州 バンドン市において開催することが決定している「第11回東アジア地方政府会合」の開催に向け、西ジャワ州のカミール知事とオンラインで意見交換を行いました。
○日 時 令和2年9月9日(水曜日) 15時00分~15時40分
○参加者 奈良県 荒井知事 西ジャワ州 カミール知事
(西ジャワ州カミール知事)

○ 2021年の第11回会合が確実に成功するように全力で取り組んでいきたい。
○ 新型コロナウイルス感染症に関するものを討議テーマとして変更できないか検討を進めたい。
(奈良県荒井知事)

○ 第11回会合を西ジャワ州で開催いただくことに感謝申し上げる。現地でカミール知事にお会いできることを楽しみにしている。
○ バンドン市で開催される第11回会合への期待は大きなものになっている。多くの人々に参加していただきたいと考えている。
○ 新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会・経済活動の両立は、我々地方政府共通の課題。討議テーマとして検討されることに同意する。
このパネル展では、当会合を始めた経緯やこれまでの歩みについてご紹介しますので、ぜひお越しください!
(1)日時
7月28日(火曜日)~8月2日(日曜日)
9時00分~20時00分
(2)場所
奈良県立図書情報館 2F カフェ横
(奈良市大安寺西1丁目1000番地)
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第11回東アジア地方政府会合について、2020年11月4日~6日に、インドネシア共和国西ジャワ州の主催により、バンドン市での開催を決定しておりましたが、今般の新型コロナウィルス感染症の感染状況等を踏まえ、第11回会合の主催者である西ジャワ州と協議した結果、当初予定していた日程での開催は困難であるとの判断に至り、1年程度延期することといたしました。
なお、延期後の開催日程につきましては、西ジャワ州と調整の上、改めてお知らせいたします。
日程:2020年11月4日(水)~6日(金)(当初予定)
→1年程度延期
場所:インドネシア共和国西ジャワ州バンドン市
主催:インドネシア共和国西ジャワ州、「東アジア地方政府会合」事務局(奈良県)
(西ジャワ州からのコメント)
世界的な問題として、新型コロナウイルス感染症による世界的なパンデミックが多方面に影響を与えており、特に国外旅行について、影響を受けた国の大多数が渡航許可を抑制する傾向にあります。
いつポストパンデミックが始まるのか予測が不確実な中、西ジャワ州が第11回会合の来年への延期を提案することは、非常に難しい状況でした。最後まで第11回会合の年内開催を可能にするための準備に、組織的に取り組み努力いたしましたが、慎重な検討を通して、パンデミック後に、直接、顔と顔を合わせて、我々のパートナーシップを強めることが、我々にとってより良い契機になると考えました。
第10回東アジア地方政府会合にて行いました「メモリアル上映」の映像(動画)を以下よりご覧いただけますので、お知らせします。
なお、映像の視聴に際しましては、「利用方針」をご確認いただき、禁止事項等にご留意いただきますようお願いいたします。
○ 東アジア地方政府会合「メモリアル上映」
URL:https://youtu.be/A80dmrHHBAw
※リンク先は他サイト(YouTube)へのアクセスとなります。
○ 利用方針.pdf(341KB)
第10回の節目を迎えた東アジア地方政府会合の歩みを、石原 信雄氏(会合設立当初の東アジア地方政府会合実行委員会委員長)へのインタビューや、これまでの会合の写真により振り返る約10分間の動画となっておりますので、皆様ぜひご覧ください。
東アジア地方政府会合が第10回の節目を迎えたことを記念して、東アジア地方政府会合パネル展を実施します。
このパネル展では、当会合を始めた経緯やこれまでの歩みについてご紹介しますので、ぜひお越しください!
(1)日時 |
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2月7日(金曜日) |
12時から17時15分まで |
2月8日(土曜日) |
13時から17時まで |
2月9日(日曜日) |
13時から17時まで |
2月10日(月曜日) |
8時30分から15時まで |
(2)場所 |
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奈良県庁本庁舎 屋上ギャラリー(奈良市登大路町30) |