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  • 奈良ゆかりのアーティスト交流プログラムvol.8 赤松加奈「真ん中と端っこのわたしたち」

    開催期間

    2026年1月10日(土)~2月23日(月・祝)(月曜休館※祝日の場合は翌平日休館)

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    申込不要無料

     

      奈良ゆかりのアーティスト交流プログラムでは、奈良出身、奈良在住または奈良を拠点に活動するアーティストを招聘しています。
     vol.8となる今回は、奈良県在住の現代美術作家の赤松加奈さん(1990年、奈良県生)を招聘します。赤松さんは家業である農業の経験を通して自然の中にある生と死や、幼子との日々の生活の中で生まれた感覚や経験を基に絵画作品を制作しています。また、高校やフリースクールなどの美術教師として子どもたちと絵を通して交流をしてきました。
     アーティスト活動の傍ら、農業、子育て、美術教師、様々な役割を背負う赤松さんは「いくつもの役割を背負いながら存在している自分は、どんな姿をしているのだろうか?」という疑問が生じました。
     本プログラムでは、そんな問いを出発点に「じぶん」「いのち」「そだてる」の3つのキーワードを軸に、赤松さん自身の探求とともに、私たちひとりひとりが“じぶん”を見つめなおす機会をつくります。文化村での創作活動・交流を通じて芽生える赤松さんの新たな創造の種を一緒に育てていきませんか?

     

    →奈良ゆかりのアーティスト交流プログラム詳細はこちら

    ■作家コメント
    初めての美術館で個展が終わって、約一年。

    「子育てをして、仕事をして、農業をして、家事をして、絵を描く。」という、それまでうまく循環していた構造がガラガラと音を立てて壊れてしまった。

    あらゆる役割から外れてしまった私は、私そのものに戻ったような気がする。
    足場を失った不安と、自由な身軽さを手に入れた私が今もう一度見つめてみたいこと。

    「じぶん」とは?「いのち」とは?「そだてる」とは?


    赤松加奈作家画像

    ■作家略歴

    赤松加奈(あかまつかな)
    1990年奈良生まれ。京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻ペインティング領域修了。
    家業である農業の経験を通して自然の中にある生と死や、幼子との日々の生活の中で生まれた感覚や経験を基に絵画作品の制作を行っている。
    近年の展示に「Oh Deer」(南城美術館、2025年)、「Idemitsu Art Award アーティスト・セクション2024」(国立新美術館、2024年)、「奈良・町家の芸術祭HANARART2022こあ」「今から、生まれる」(旧荒木邸、2022年)など。個展「虫の目とおやの目」(ギャラリーヒルゲート、2025年)、「こんにちは、 」(奈良県立美術館ギャラリー、2025年)、「土の声を聞き、風とあそぶ」(NEUTRAL、2023年)などがある。受賞歴Kyoto Art for Tomorrow2024―京都府新鋭選抜展―入賞、群馬ビエンナーレ2019年大賞受賞、FACE2018損保ジャパン日本興亜美術賞 審査員特別賞など。

     

    ■作品・展示画像

    メイン画像:中野区役所新庁舎 開庁記念イベント 絵画ワークショップ-みんなで1つの絵を描き上げよう! 2024年

    2段目左:「ひゅう、どん」 733×910×25(mm) アクリル、キャンバス、パネル 2025年

    2段目中央:奈良県立美術館ギャラリー「こんにちは、  」 2025年

    2段目右:「four fruits」 1303×1620×48(mm) アクリル、キャンバス、パネル 2024年

    イベント概要

    • 日時

      2026年1月10日(土)~2月23日(月・祝)                (月曜休館※祝日の場合は翌平日休館)

    • 時間(詳細)

      9:00~17:00

    • 会場

      芸術文化体験棟3階 スタジオ301、302

    • 料金

      無料

    • 主催

      なら歴史芸術文化村

    • 公開制作日

      1/16,23,30,2/6,13,20 13:00~15:00