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  • 奥田エイメイの試作検討会 ここからを語る①②③

    開催期間

    2022年8月9日(火)~28日(日)会期中の火曜日 (月曜休館)

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    無料

    奈良ゆかりのアーティスト交流プログラムvol.2「浮遊」~時間の空間の境界を越えてみる~Eimei Okuda & Floating Factoryを深めるため、アーティストと語る会を開催します。 浮遊ファクトリーで実験・検討中の作品を文化村に展示しています。ここからどのように創るか、アーティストと検討しませんか。時間を区切って、次の3つのテーマで行います。 ①11:00~12:00 浮遊体験から古いテレビ、ラジオ、管、本などが置かれています。まずはラジオのスイッチを入れて宇宙が生まれた音(ビッグバン)を聴いてみましょう。 ②13:00~14:00 起源に思いを寄せる水中オブジェを制作する際、その前に紙の試作品をつくります。では紙の起源は?(材料のパルプはどのように作るのか。木の屑?吉野杉?) ③15:00~16:00 光の埋葬バラバラの水中オブジェとその墓標(水中オブジェを貼ったガラス板)を展示しています。水中オブジェの終焉を光の演出で看取ります。 ●奥田エイメイ&浮遊ファクトリープロフィール:(奥田エイメイ)1964年、大阪市出身、3歳頃から奈良市に移り住む。京都大学工学部を卒業後、電機メーカーに就職し人工筋肉の研究を手がける。その後、材料研究の経験を生かして水中を浮遊するオブジェ制作をはじめる。メーカー退職後は奈良市内に現代アートによる交流を目的としたを立ち上げ、自身の制作活動と共に、多数のアーティストを招いて、展示・トークイベント・コンサート等を企画・実行。現在は佐紀盾列古墳群の中ほど平城宮跡に隣接する浮遊ファクトリーにて周囲の環境からインスピレーションを受けつつ作品制作を行っている。主な作品に「記憶のねつ造」「生命のねつ造」「双子を弔う「光にして解き放つこと」「人工犬との対話」「私のコピーとの対話」「水中猫発生プロジェクト」「配管帝国」「宇宙の直径を聴く装置」「宇宙の終わりを視る装置」など。(浮遊ファクトリー)奈良市佐紀町に2000年4月より奥田エイメイが想芸館の制作工房として設立した。共同代表運営者は奈良市立二名中学校・奈良県立奈良高等学校の同級生 奥田ナホ  ●奈良ゆかりのアーティスト交流プログラムvol.2「浮遊」~時間の空間の境界を越えてみる~ 世界遺産「平城宮跡」のある奈良市佐紀町でアート制作工房「浮遊ファクトリー」を運営する奥田エイメイを紹介します。奥田エイメイの魅力の一つに、発想の面白さがあります。人工筋肉の研究者として対峙した素材を、アーティストとして美しい水中オブジェに生まれ変わらせ、DNA構造や進化の過程を当てはめ「生命のねつ造」としました。朽ちた水中オブジェは、アクリル板に貼り、墓標として弔いました。ときには、二種類の水中オブジェを、「同じ生命体でありながら異なる二種類の進化の過程をもつもの」として展示し、不思議なパラレルワールドを表現しました。今回のテーマである「浮遊」について奥田は「モノや自分が、今、存在している場所から、形を変えながらふわっと浮き上がって、そうして、自由になっていく感じ」と表現します。ふわっと浮き上がるような感覚は同時に、自分の存在を確かめることを必要にしました。奥田にとって、自分の存在を確かめることとは、自分のはじまりと終わりについて、さらに、自分を育んだ地球や宇宙の誕生と終焉へと意識を広げることになります。水中オブジェから宇宙へ、奥田ワールドを存分に堪能いただきたいと思います。

    イベント概要

    • 日時

      2022年8月9日(火)~28日(日)※月曜休館 の会期中の火曜日

    • 時間(詳細)

      ①11:00~12:00 浮遊体験から②13:00~14:00 起源に思いを寄せる③15:00~16:00 光の埋葬 

    • 会場

      芸術文化体験棟3階セミナールームAB

    • 講師

      奥田エイメイ

    • 料金

      無料

    • 定員

      約8名(先着順)

    • 申し込み

      当日受付(当日9:00~参加券を芸術文化体験棟3階エレベーター前で配布)

    • 主催

      なら歴史芸術文化村

    詳しくはこちら(チラシPDF) 詳しくはこちら(チラシPDF)