事前に予想していた子どもたちの行動や発言と実際の子どもの様子を色分けした活動記録
一期一会で広げる
「そざいきち」は未就学児(0~6歳)対象のプログラム。奈良県独自の幼児向けアートプログラムをより多くの子どもに広げようと、たまたまその日に文化村を訪れた人もこのプログラムに出会える当日受け付け制にしています。
これまでに「ひかりとかげ」「いろらぼ」、サイズや種類の違うパイプなどを自由につなぐ「つむ ならべる つながる」、室内に仕掛けられた柱や紙管、フックなどにスズランテープを通したり、ひっかけたりして自分の「みち」をつくる「みち・あと」、白い素材、白い絵の具を使い感触を意識した「いろいろぬるぬる」などの遊びを楽しみました。
松長はある時、「そざいきち」のリピーターの保護者から「(子どもを)ここに育ててもらっています」と心あたたまる言葉をかけられ、「この活動の意義をご理解いただいていること、本当にうれしいです。」と話します。
このプログラムを文化村から奈良県内の幼稚園や保育所、認定こども園に、さらには各家庭にも広げようと今年9月から、幼稚園の先生や保育士さん教育関係者対象の事例紹介企画もスタートしています。