どんな業務をする仕事？
【農 学】
食と農の振興施策に関する企画立案、農産物の生産振興、県産農産物のブランド化・販路拡大、ならの食の魅力向上、生産技術や経営管理技術の普及指導、担い手の確保・育成、農地マネジメントの推進、新品種・栽培技術に関する試験研究、病虫害や有害鳥獣による農産物被害の防止等に関する業務に従事します。
【農業土木】
農地・ため池等の農業生産基盤整備、魅力ある農村資源を活かした農村地域づくり等に関する業務に従事します。
どんな事業をおこなっているの？
【農 学】
県産農産物のブランド化・販路拡大
奈良県農畜水産物ブランド認証制度（奈良県プレミアムセレクト）の実施や「奈良まほろば館」等での食の情報発信、首都圏・海外等でのプロモーションを実施しています。
高収益作物の集中的な生産振興
柿やイチゴ等の県農業を牽引する主要品目である「リーディング品目」の生産・販売のさらなる拡大や、大和野菜やイチジク等の将来性が期待される成長品目である「チャレンジ品目」を特産品として育成しています。
食と農の担い手の確保・育成
なら食と農の魅力創造国際大学校（NAFIC）において、将来の奈良県の食と農を担う人材を育成しています。また、先進的な生産者等の下での研修を実施するなど、多様な担い手の農業参入への支援を行っています。
農地マネジメントの推進
農地中間管理事業により担い手への農地集積を推進しています。特に農地を有効に活用するため、農業の生産性向上を図る「特定農業振興ゾーン」を設定し、集中的・優先的に施策を実施しています。
農業の研究開発及び普及指導活動
農業研究開発センターにおいて、現場に役に立つ先進的な農業技術の開発やイチゴ、キク等の新品種の育成などに取り組んでいます。また、県内4か所の農林（農業）振興事務所等の普及指導員が農業者に直に接し、農業技術や経営等に関する様々な支援を行っています。
【農業土木】
生産基盤の整備
農業産出額の向上、農地の保全・活用のための基盤整備を展開し、生産効率の向上や高収益作物の導入を促進します。
防災・減災対策
頻発する豪雨や地震への対策として、老朽化した農業水利施設の更新やため池の防災・減災対策に取り組み、農村地域の安全を守ります。
農村地域の活性化
奈良県の農業農村を守り続けるために、農村地域の活性化に取り組んでいます。