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先輩職員たちの声
VOICE
奈良県産の地鶏「大和肉鶏」の食鳥検査員公衆衛生獣医師として、やりがいを感じます
獣医師
文化・教育・くらし創造部 食品衛生検査所
試験分野:選考試験
令和3年度入庁
食鳥検査員として県産地鶏である「大和肉鶏」の食材としての安全性について検査し、加えて食鳥肉の生産工程におけるHACCP対応状況を日々監督しています。搬入された鶏の健康状態の確認に始まり、その肉や内臓を一体的に検査できることに面白みを感じます。
奈良県職員になったきっかけは、大学在学中にお世話になった先輩からのお誘いと、同級生である親友の存在(両者共に奈良県に在籍)によるところが大きいです。予てから、動物病院や民間企業、業界団体、他の行政機関等において専ら公衆衛生に関連する職歴を有していたこともあり現在の職種を志望しました。
現場に入ると、検査業務に掛かり切りになり、一定時間拘束されてしまうことから、調査・研究やその他の事務処理を行う時間の捻出と担当業務の工程管理には工夫が必要です。時には移動中の車内で業務に関する調べ物や会議の準備をすることもあります。
公衆衛生獣医師の役割は、国民の健康を守ることであり、その職責は行政区域に限定されるものではないため、日頃は「奈良県職員として」というより、「日本の中の奈良県に配置される公衆衛生獣医師として」との意識が強いです。とはいえ、念頭には常に奈良県で知り合った近しい人達が口にする可能性がある食の安心と安全を守るという責任を自覚し、使命感をもって業務の1つ1つと向き合っています。
取り組む業務の1つ1つに好奇心と探究心をもって臨み、その課題解決に向けて行動することのできる人と働きたいです。他責ではなく自責で公務に向き合う覚悟をもって入庁してもらいたいです。公衆衛生獣医師になると、法律に基づき強力な権限を与えられるため、組織内外を問わず、立場や年齢の上下に関わらず、他者を思いやり、尊重することのできる人間性は最低限欠かすことはできません。
これから受験を考える方へ
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