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先輩職員たちの声
VOICE
学校を支える職員の一人としてこどもたちの成長を見守れる仕事です
学校事務
大和高田市立高田小学校
試験分野:小・中事務試験
平成11年度入庁
教職員の給与・福利厚生等の事務処理や児童生徒の転出入事務・諸費の集金業務、学校予算に関する業務等、幅広い業務を担当します。学校事務職員は奈良県内の公立小中学校が勤務地になります。私も複数の勤務地を経験してきましたが、それぞれの地域・学校の伝統や特色に触れ、新たなつながりや仲間との出会いもあり、転勤の度に新しいことに挑戦できることは、この仕事の魅力だと感じています。
私が「学校」で過ごした小・中・高の12年間は、休みたいと思う日がないぐらい、楽しく充実した日々でした。母がたまたま持ち帰った採用試験の案内を見て、学校事務という職があることを知り、自分が毎日楽しく過ごした学校で今度は働きたいな・・・そうしたら、お世話になった学校へ今度は恩返しできるかも!と思ったのがきっかけです。
県内ほとんどの公立小中学校で学校事務職員は単数配置です。職場の中で自分しかわかる者がいないという業務も多く、採用当初は不安とともに責任の重さを感じていました。今は地域の学校事務職員が集まり、共同の業務を行う仕組みができたので、悩みや不安をみんなで解決できるようになりました。
予算担当者として、限られた予算をどう執行するのか頭を悩ますところです。予算が厳しい中、やり繰りをして、ようやく購入することができた教材を使い、楽しく生き生きと授業を受けているこどもたちの姿を目にすると、「頑張ってよかった!」と思います。
ここ数年で子育て・介護をサポートする制度が充実しました。しかし、その制度を必要としていても、日々の仕事に追われている状況では、制度を理解して利用することは難しいです。 私の勤務校は今までの勤務校に比べ、小学生以下のこどもがいらっしゃる方や育児休業から復職されてすぐの方、育児休業中の方が比較的多いと感じていたこともあり、制度の内容を説明することや休暇等を取得する際の手続の事務サポートに力を入れました。 民間に比べてアナログ処理が多いため新たな課題も生まれていますが、制度を利用される方が増え、制度の理解や利用しやすい環境づくりにつながっていると感じています。 管理職からは、職員一人一人が勤務時間を意識することができるようになったと評価いただきました。「教員の長時間勤務解消」「学校の働き方改革」はとても大きな課題です。まだ小さな成果ですが大きな課題にもアプローチできていると感じています。
前向きにチャレンジできる人と一緒に働きたいなと思います。教育実習等で職に触れる機会のある教員と違い、学校事務職員に現地実習はありません。最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、周囲協力やアドバイスを受けながら前向きに取り組める人と一緒に頑張りたいです。
これから受験を考える方へ
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