キャリア別職員インタビュー

Staff Interviews by Career
管理職イメージ

各職員の長所を見極め業務を割り振り
業務量が偏らないよう配慮しています

所属観光局 MICE推進室

採用年度平成7年度

 

入庁してから現在までに従事した業務を教えてください。

今までに、知事の海外出張に随行する機会を5度いただきました。おそらく県庁職員で一番多いのではないでしょうか?常に事前準備に大変な時間を要し、現地では、たくさんの荷物を扱い、スケジュールもびっしり詰まっていてくたくたになるのですが、要人面談に同席するなど個人の海外旅行ではできないような経験をさせていただけるなど、無事に帰国した際には、毎回充実感を得ることができます。

今までの経験を振り返り、特に印象に残っている、思い出深いエピソードはありますか?

奈良県の発足・主催で、10年以上続いている国際会議の第1回開催時に、担当所属にて業務を務めさせていただきました。正直に言って、当時同じチーム内でもできのいい方ではなく、よく迷惑をかけたと思います。ただ、誠実に仕事と向き合うことだけは忘れないと決めていて、そのことが今でも、力を貸してくれる先輩・同僚がいてくれることにつながっていると思っています。

苦労・工夫していることは何ですか?

現在の業務では、海外の機関とのオンラインミーティングが月に2、3度あります。英語は得意な方ではないので、会話についていくのが大変ですし、何よりも、海外の方とは仕事の進め方やペースが全く異なるので、それに合わせながらもこちらの意見を主張するのに苦労します。

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管理職として心がけていることを教えてください。

職員それぞれの長所をできるだけ早く見極めて、それぞれにできるだけはまる業務を割り振るよう心がけています。また、職員間でできるだけ業務量が偏らないように日々気を遣うことも、管理職に求められていることと考えています。

これからの奈良県職員に、もっとも必要だと思われる能力や特性は何だとお考えですか?

最近の若い職員は優秀な人が多いと思う一方、慎み深いというか、自分はこうしたい、という主張をあまりしない人が多いように思います。若い人の「自分はこうしたい」という意見をもっと聞いてみたいと思うと同時に、先輩職員の方も、若い人の思いを引き出す工夫が必要なのだと思います。

奈良県の課題に対して、これまでに挑戦してきたこと、それにより達成したことを教えてください。

日本初開催の、「食と観光の連携」をテーマとした大型国際会議について、開催運営の担当をしています。同会議の誘致段階から携わってきました。同会議開催が、今後の奈良県の誘客促進に欠かせない、奈良県の食の魅力発信の契機となるよう、挑戦の連続です。

同会議が、開催後奈良県にどのような効果をもたらすことが「成功」と言えるのか、日々考えています。後に、「あの会議が開かれた奈良県に行ってみよう」と、おいしい食を求めて、外国人観光客が奈良県を訪れて、泊まっていただけるよう、努力したいと思います。

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これから受験を考える方へ

MESSAGE

奈良県職員になるからには、仕事に対し効率や対価を追求するよりも、偏っていてもいいので、奈良県の何かをしっかり勉強してほしいです。
「○○のことなら◎◎さんに聞け。」と周囲から言われるような存在を目指してほしいです。