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キャリア別職員インタビュー
こどもの成長に寄り添いながらキャリアを継続することができます
所属総務部知事公室 防災統括室
採用年度平成20年度
大規模地震や大雨、新型コロナウイルス感染症などの危機事案に対処しています。「県民の命を守る」というミッションにチームで挑むことに、大きなやりがいを感じます。議論を重ねてデザインしたデータが、政策決定に用いられ、オフィシャルに展開していく達成感もあります。
歴史文化と自然にあふれた奈良で暮らす人たちの、より良い人生のために、ソフトとハードから多角的にアプローチできる魅力があります。その仕事がこどもたちの将来にもつながっていて、素晴らしいことと思います。福利厚生制度も整っているため、安心して働き続けられることも大きいです。
職場全体で温かく見守ってくれるので、各種休業制度を活用して、こどもの成長に寄り添いながら、キャリアを継続することができています。今はフレックス制度を利用して、日中は仕事に集中し、夕方にはこどもが希望する習い事の送迎をしています。 家庭と仕事とを両立していると、それぞれの悩みに固執することがないですし、タスクが滞らないようマネジメントするスキルがアップしたようにも感じます。
チームのコミュニケーションがフラットにできる環境のおかげで、スケジューリングもオープンマインドに行えています。そんなチームに貢献できるよう、日中は全力で仕事に取り組んでいます。 休業制度の取得前は、「業務のデジタル化についていけるだろうか」と不安もありましたが、各種システムのマニュアルが整っていたこともあり、復帰後に大きく困ることはありませんでした。
家庭では、夫が家事をしてくれるので、家族のスケジュールや問題点をシェアすることを心がけています。 休業制度の利用前に先輩から、「仕事がどうしても大変なときは、家事の手を抜いたこともあるし、家族も理解してくれたよ」と教わっていたので、肩の力を抜いて、便利な家電を柔軟に取り入れたりしています。
これまで他の都道府県では、大規模な災害が発生した時に通信や電力途絶などがあり、平常時のような情報共有が思うようにできず、被害にあわれた方への救助や救援がもっと迅速にできたのではないか、という課題が出ていました。 奈良県では、その教訓を活かし、災害発生前から段階的に、奈良県から被災市町村へ情報連絡員を派遣し、情報を収集する制度を整えることとしました。
この案に対し、知事から、「被災市町村をサポートすることは大変良いことだからすぐに進めるように」と言っていただき、全庁的な理解協力を得ながら、制度を形作っていきました。チームで議論を重ねることで、様々なケースに対応できる内容となり、全国的にも先進的な制度ができあがったと感じます。 制度運用を進めるなかで、市町村の防災担当の皆さんから、「心強い制度で、ありがたい」と言っていただいたことも、嬉しかったです。
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