笹の香りが鼻孔をくすぐる焼きあまごの寿司

あまごの姿寿司 笹で巻いて

肝もご飯に混ぜ込み、丸一尾を使い切る

笹を開くと、ふわっと香りが立ちあがり、焼いたあまごの姿が現れる。香ばしく焼かれたあまごの中には、壬生菜の漬物と焼いたあまごの内臓が混ぜ込まれており、あまごの旨味のあとに、塩気とほろ苦さが広がる。あまごを丸ごと味わえるのが魅力。

祇園さゝ木

佐々木浩さん

笹に包んで焼くことで、独特の香りをまとわせると同時に、開けたときの驚きも演出できます。ちょっと手間はかかりますが、お祝いの席などに用意すると喜ばれます。

つくり方

1 あまごに塩をふり、香ばしく焼く。背開きにして背骨と内臓を取り出す。
2 壬生菜の漬物と(1)の内臓を刻み、酢飯と混ぜる。(1)のアマゴの中に詰める。
3 笹の葉で(2)を巻き、180℃のオーブンで10分間焼く。そのまま器にのせて供する。
材料 (3食分)
  • あまご
  • 3尾
  • 適量
  • 笹の葉
  • 適量
  • 酢飯
  • 90g
  • 壬生菜の漬物(みじん切り)
  • 3g