玉味噌の甘味がナスの甘味と溶け合い一体に

なすの田楽

ナスは口の中で溶けるようにやわらかく

油を吸ってやわらかくなったナスは甘く、甘めに仕上げた玉味噌と溶け合って、異なる甘さのハーモニーが楽しめる。玉味噌に加えた肉そぼろと、仕上げにのせた松の実の食感が、やわらかいナスに対してちょうどいいアクセントとなる。

奈良ホテル 花菊

田中孝昌さん

玉味噌と肉そぼろは湯煎で加熱すれば、失敗しにくいでしょう。ゆっくり手を止めずに混ぜ続けるのがポイントです。熱々はもちろんですが、冷めてもおいしくいただけます。

つくり方

1 ムネ肉、砂糖、濃口醤油を鍋で混ぜ合わせてから湯煎にかけ、そぼろ状にする。
2 ナスは皮をむき、適宜に切りそろえる。多めの油を熱したフライパンで両面を焼く。
3 油を切った(2)に、(1)と玉味噌を混ぜたもの、松の実をのせ、オーブンで焼く。
材料 (4食分)
  • ナス
  • 2本

肉そぼろ

  • 鶏ムネ肉(ミンチ)
  • 50g
  • 砂糖
  • 8g
  • 濃口醤油
  • 8ml

玉味噌※1

  • 白味噌
  • 100g
  • 卵黄
  • 1個
  • 砂糖
  • 12g
  • 15ml
  • ミリン
  • 15ml
  • 松の実
  • 少量

※1
材料を鍋に合わせ、湯煎にかける。よく混ぜ合わせながら、ねっとりするまで火を入れる。