日本書紀こども塾
平成28年2月9日(火)
会場・大和郡山市立筒井小学校
チラシにリンク
プログラム
13時20分 |
開会 |
13時25分 |
奈良県立図書情報館 千田稔 館長のお話
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13時55分 |
古代衣装体験 |
14時20分 |
すごろく大会 |
14時55分 |
県より記念品贈呈、『せんとくん』と記念撮影 |
15時05分 |
着替え、退場 |
15時15分 |
教室でアンケート記入 |
15時25分 |
閉会 |
【開催場所】大和郡山市立筒井小学校体育館にて 【対象】小学校5年生(73名/男子32名、女子41名)
大会の概要
開会にあたり、大和郡山市の上田清市長が挨拶。筒井小学校の5年生に、歴史を学ぶことの大切さ、面白さを熱く語っていただいた。
その後、奈良県立図書情報館の千田稔館長による講演が行われ、『日本書紀』とはどのような書物か、『日本書紀』に登場する聖徳太子とはどのような人物かということをスライド写真などを交えながら、また時には児童たちとコミュニケーションをはかりながら、児童たちにも理解できるようかみ砕いてお話をしていただいた。『日本書紀』という言葉をはじめて聞く児童もいたが、千田館長のお話に熱心に耳を傾けていた。
講演の後、児童らは古代の衣装に着替える体験を行い、うれしそうな表情で着付けの方に帯を巻いてもらい、冠や飾りをつけ、古代人の気分を味わった。実際の体験を伴うことで、児童らの印象に強く残った様子だった。
着替えが終わると、クラス対抗でのジャンボすごろく大会を行った。聖徳太子の一生をテーマにした5m×5mの巨大なすごろくを用意し、クラス代表の児童自らがコマとなり聖徳太子になりきった。
マスを進みながら官位十二階や憲法十七条などを学ぶことができるようになっており、ところどころで司会が解説を行うことで、児童たちは楽しみながら学ぶことができた。
その後5~6名のグループに分かれ、全員が小さいサイズの「聖徳太子なりきりすごろく」にチャレンジした。児童らは互いにコミュニケーションをはかりながら、すごろくに興じ、遊びをきっかけとして聖徳太子に興味を持った様子だった。
最後に筒井小学校の尾上和久校長、ならの魅力創造課長の挨拶の後、「せんとくん」が登場し、児童らにプレゼントを進呈、一緒に記念写真を撮って閉会となった。
児童らにとって難しいと思われがちな『日本書紀』や古代の歴史が身近に感じられる1日となった。