子守の民家がおわるところにあり、水の分配を司る天之水分大神を主神としています。“みくまり”が“御子守(みこもり)”となまって俗に子守さんとよばれ、子宝の神として信仰されています。桃山様式のたいへん美しい本殿や楼門・拝殿などからなる神社で、豊冨(臣)秀頼により再建されました。本殿は一間社春日造り、左右の2殿は三間社流造りで、3殿を1棟続きにしてあり、庭を挟んで左に拝殿があります。虹梁・長押など彩色した彫刻が施され、とても華やかな佇まいです。また山頂付近にあるため眺望が美しく、初夏になると境内にスズランが咲き乱れます。