畠田古墳
直径15m、高さ4m以上の円墳で、南に開口する全長5.9mの両袖の横穴式石室をもっている。玄室から須恵器の杯蓋(つきふた)と高杯、鉄鏃(てつぞく)、金環、刀装具、ガラス小玉などが出土し、出土した金環3点のうちの2点は1セットで銅芯金張りの優品。出土遺物や古墳の築造法などからすると、7世紀初頭に渡来人か渡来文化の基礎知識をもつ人によって築造された古墳であると考えられている。つ人によって築造された古墳であると考えられている。
明神山
大和川をはさんで信貴山と向かい合う明神山(標高273.6m)は、金剛山脈の最北端にあり、西側は大阪府に属している。この山頂からは360度のパノラマが楽しめる。大阪平野や奈良盆地が一望できるのはもちろん、晴れた日には明石海峡大橋を見ることもできる。
尼寺廃寺跡(にんじはいじあと)
僧寺と尼寺の関係が指摘される北廃寺跡と南廃寺跡からなる7世紀後半に創建された寺院跡。塔の基壇から日本で最大級の規模を誇る心礎が出土。東西、南北ともに幅3.8mほどもある大きさの石。北に金堂、南に塔を配置し、それらを回廊で囲む東向きの法隆寺式伽藍配置である。現在、国史跡の公園として整備されています。
乳垂地蔵(ままたれじぞう)
わが子の乳母のお乳が少ないことを案じた推古天皇が、この地蔵に祈願したところ、たちまちに乳母のお乳が出るようになったといわれている。他に、中世の石造物などがある。
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