御杖村敷津には七不思議が伝わります。1.子もうけ石水成石です。この石が多くの孕在(ようざい)、つまり子として小石を生んだといいます。2.月見岩倭姫命がこの岩の上から中秋の名月を観賞されたと伝えられています。3.夫婦岩土をよけて高くあらわしておいても恋しがっていつの間にか元通り沈んでしまうといいます。離すと泣くといわれています。4.霊泉夏期旱天でも、この清水だけは涸渇したことがない霊泉です。5.弘法井戸旅僧が杖でほると泉水がわきました。その僧は弘法大師であったといわれ霊泉を弘法井戸と称しています。6.金壷石石の上で毎年正月元旦の朝、金鶏が鳴くと伝えられています。7.姫石明神倭姫命が女性病を祈られたところから姫石といわれるようになりました。