「文化財防火セミナー」を開催します。
毎年1月26日は、「文化財防火デー」です。この日は1949年に法隆寺金堂が焼損した日であり、また、1、2月が1年のうちで最も火災が発生しやすい時期であることから、1月26日が文化財防火デーに選定されました。
以来、毎年1月26日中心に、文化庁、消防庁、教育委員会、文化財所有者等が連携し、日本各地で防火訓練等の文化財防火運動が行われています。
そこで、全国初の本格的な文化財修復と展示が見学できる施設である「なら歴史芸術文化村」では、文化財防火デーに合わせて、貴重な文化財を多数保有する世界遺産・東大寺の第224世別当住職・橋村公英師による講演と、文化財の防火を考えるセミナーを開催します。
(日時) 1月15日(日)14:00~16:00
(場所) なら歴史芸術文化村ホール
(定員) 100名(参加無料)
(ご予約) 0743-86-4420(9:00~18:00)
(プログラム)
①文化財建造物の耐震対策について
田中 泉氏(東大寺 技監)
②奈良県広域消防組合の文化財防火の取り組みについて
西出 龍一氏(奈良県広域消防組合消防本部 文化財防災監)
③東大寺の災害の歴史と防火対策の取り組みについて
橋村 公英師(華厳宗管長・第224世東大寺別当)
主催:やまとの道コンソーシアム
共催:奈良県広域消防組合
協賛:文化村にぎわい市場・文化村工芸館・奈良名産レストラン&カフェ「まるかつ」