奈良県-日本
漢方薬日中シンポジウム
中国 甘粛省と開催
開催日 平成23年11月9日(水)
開催場所 奈良県文化会館
テーマ 「漢方薬 温故創新 これからの漢方薬のあり方を語る」
シンポジウムコーディネーター 渡辺賢治氏(慶應義塾大学准教授)
<開催主旨>
漢方薬や、奈良と漢方薬のつながりについて、より理解を深めていただき、奈良県がくすりの都市として更なる発展ができるように、中国の生薬生産が有名な甘粛省と連携し、奈良のくすりの歴史を紹介するとともに、パネルディスカッションを通じてこれからの漢方薬のあり方について議論します。
<講演内容>
○ 特別講演 「奈良のくすり風土記」
日本東洋医学会 元副会長 米田該典氏
○ 講演 「甘粛本場の生薬資源の利用の現状と問題」
甘粛省中医薬研究院主任薬師 姜 華 氏
○ 講演 「甘粛省定西市中医薬産業発展の現状と及び問題」
定西市中医薬産業発展辦公室主任 馬 志忠 氏
○ パネルディスカッション
渡辺賢治氏
東京女子医科大学 教授 佐藤弘氏
日本東洋医学会 元副会長 米田該典氏
日本生薬連合会 技術参与 嶋田康男氏
<シンポジウム提言>
1.奈良県は生薬の伝統が長く、それを誇りに思うこと
2.伝統は途切れると再び興すのが大変なので後継者を育成すること
3.苗から植え付け、収穫、加工まですべてを中小農家で賄うのは不可能なので、分業化した会社化すること