〈トークセッション〉
テーマ:「歴史とアートの融合」
三瀬夏之介(東北芸術工科大学教授)) × 岡田靖(東京藝術大学准教授)
他に類を見ない歴史と芸術が共存する施設である文化村。その歴史と芸術が融合することにより、さらなる可能性が生まれるのではないでしょうか?
これまで、アートの視点から文化財修復を捉えたプロジェクトの経験を有する三瀬教授と岡田准教授が、若い世代も巻き込んだトークセッションを繰り広げます。
【三瀬夏之介プロフィール】
1973年奈良県生まれ。1997年京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻卒業、1999年同大学院美術研究科絵画専攻修了。2014 ~ 現在 東北芸術工科大学芸術学部美術科教授
受賞歴
2014 年 第32回京都府文化賞奨励賞 創造する伝統賞
2012年 第5回東山魁夷記念日経日本画大賞 選考委員特別賞
2011年 第22回公益信託髙島屋文化基金 タカシマヤ美術賞
2009年 VOCA賞 京都市芸術新人賞
2006年 第17回五島記念文化財団 美術新人賞受賞
2002年 第2回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞 大賞受賞
【岡田靖プロフィール】
1975年生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、同大学院美術研究科文化財保存学保存彫刻修士課程、博士課程を修了、博士(文化財)を取得。同研究室非常勤講師を経て、(財)文化財保護・芸術研究助成財団の在外研修員としてイタリア・フィレンツェにて研修を行う。帰国後、東北芸術工科大学文化財保存修復研究センターにて専任講師・研究員を務め、地域文化遺産の保護活動に従事する。退職後、一般社団法人木文研を設立。帝京大学文化財研究所准教授を経て、2021年より現職に着任。
〈ステージパフォーマンス〉
ヴァイオリンソロステージ
出演:小川響子(奈良県出身 ヴァイオリニスト)
【小川響子プロフィール】
奈良県橿原市出身。奈良県立畝傍高等学校、東京藝術大学音楽学部弦楽科を卒業、同大学院修士課程を首席で修了。同声会賞、アカンサス音楽賞を受賞。第10回東京音楽コンクール弦楽部門第1位、聴衆賞を受賞。
カルテット・アルパとして2016年バンフ国際弦楽四重奏コンクールに参加し、Career Development賞を受賞。クァルテット奥志賀として、2015年ザルツブルグ=モーツァルト室内楽コンクール第1位。
葵トリオ(Pf. 秋元孝介、Vc.伊東裕)として2018年ARD国際音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)で、ピアノ三重奏として日本人団体初の優勝を受賞。
Duo AO(Pf.秋元孝介)として、リヨン国際室内楽コンクール二重奏部門(ヴァイオリン・ピアノ)にて第3
位を受賞。葵トリオとして、第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞(新日鉄住金音楽賞は2019年4月より日本製鉄音楽賞に改称)、第22回ホテルオークラ音楽賞を受賞。
東京交響楽団、新日本フィル、日本フィル、東京都交響楽団、札幌交響楽団などのオーケストラと多数共演。
現在、葵トリオとして、ミュンヘン音楽・演劇大学にて研鑽を積みながら、日本、ヨーロッパを中心に演奏
活動を行っている。