大阪方面から阪奈道路で奈良へ入る、まさに玄関口となるのが二条大路5丁目の交差点ですが、その一角に花壇をつくり、年に2回、花植えをしています。観光客の皆さんを美しい景観と花でお迎えし、おもてなししたいという気持ちで、毎日の水やりや除草を行っています。水やりについては、当初、花壇の前にあるファミリーマートさんの水道をお借りしていましたが、水道代が多額になることから、電動ポンプを自前で用意し、歩道脇の水路から水をくみ上げて散水しました。現在は、ようやく花壇の脇に水栓を設置していただいたので、毎日の水やりがずっと楽になりました(笑)。
美しい景観には、お花だけでなく街路樹と一体となった景観も大事だと思います。大宮通りにはケヤキの木が並んで、見事に育ったのは良かったのですがムクドリの大群が集まるようになり、鳴き声による騒音やフンによる被害のため、枝がばっさりと剪定されてしまいました。ケヤキ本来の景観を維持したかったので、枝ぶりが良くなるような剪定をしてくれるよう県にお願いし、最近では枝を残すようになっています。立派なケヤキの木が立ち並び、花が美しく映える、人と花、鳥ともうまく共存ができるようにしていければと思います。