植え付ける植物の種類によって、根鉢を崩した方がその後の生育が良いものと、崩すとその後の生育に支障があるものがあります。根鉢を崩すことによって、細根を多く出し、多くの水分や肥料分を吸収します。基本的にはポットの中の根がパンパンになっていたら、根は崩したら良いですが、あまり根が張っていなければ崩す必要はありせん。根が張っていなければ、逆に土を両手でコンパクトにして細かい根を密着させてから植えると良いです。(ハンギングバスケットも同様にすると良いです。)また、植え付け時期がその植物の成長期かどうかも確認しましょう。生育期は植物が大きくなろうとしている時期で回復力があるので、根鉢を多少崩してもかまいませんが、真夏や真冬など植物にとって過酷な時期には植え付けを避け、植え付ける際にも根鉢を崩さずにそのまま植え付けた方が良いでしょう。