- ①冬に地上部が枯れるタイプ:シュウメイギク、クジャクアスター 等
- ②株元から秋に新芽が出るタイプ:ガイラルディア、カワラナデシコ 等
- ③休眠しないタイプ:リシマキア、カレックス、ヤブラン 等
「株元から秋に新芽が出るタイプ」の宿根草は、新芽を残して地際で切戻します。「冬に地上部が枯れるタイプ」の場合も地際で切戻してもよいですが、どこに苗が植えられているのか分からなくなるので、苗の場所にネームプレートを立てておくか、茎を10cm程度残して切戻します。
また、寒さが苦手な植物や小さな苗を植えている場合には、防寒のためにマルチングを行います。マルチングとは、腐葉土やピートモス、バーク堆肥などを使って地面を被覆し、地温と調節を行うことを言います。雑草の抑制や降雨や潅水による土の跳ね返りを防いだり、地面の色が一色になることで花壇を美しく見せる効果もあります。マルチング材には、ワラやビニール、ウッドチップなど様々な種類があります。