信貴山地区で出る生ゴミを集めて、その生ゴミから抽出した液体を、花を育てる液肥として利用できないかと考え、平成27年から試験的に取り組んでいます。成功すれば、ゴミの減量にもつながりますし、ゴミを焼却処理する時の燃料費の節約にもなります。
液肥づくりも花壇の管理を委託している地元業者様に協力していただき、三郷町役場もできる限りのサポートを行いながら取り組んでいます。
まだ試験段階ですので、具体的な成果が得られるようになるまでにはまだ時間がかかりそうですね。課題は、抽出される液肥が一定ではないことです。元は生ゴミですから、ゴミの種類や成分によってバラツキがあり、花の苗に与えた時の効果に差が生まれるのです。リサイクル事業の一つとしても重要なプロジェクトですので、充分な効果があると実証できるまで、今後も地道に取り組んでいきたいと思っています。