事業者で取り組まれた記紀・万葉

VOL.2 記紀・万葉プロジェクト関連本の特設コーナー登場

啓林堂書店

本を通じ、奈良の魅力をもっともっと、地元の人にこそ知ってほしいんです。

啓林堂書店 営業企画部 平田恵美子さんあれは2011年4月の終わり。自宅で「県民だより」をめくっていると、「記紀・万葉プロジェクト」という言葉に目が止まり、翌日さっそく会社の企画会議で話題に。すぐにみんなで「記紀・万葉集」に関連する本のリストアップをし、10日後のゴールデンウィーク明けには、西大寺店での「記紀・万葉」関連ブックフェアが始まりました。売場の顔ともいえる入口からすぐのスペースに、手軽に読めるマンガから読み応えのある研究者の本まで50冊ほど並べました。印象的だったのは、意外に、専門的な本の売れ行きが好調だったこと。当社は大和郡山市・奈良市に6店舗展開しているのですが、西大寺店のお客様というのはほとんど地元の方なんです。
奈良に住む人の歴史、とりわけ古代史に対する知識や関心というのは、レベルが高いんだなあと再確認しました。現在は書棚に「記紀・万葉コーナー」を設けていますので、ぜひご利用を。今回のプロジェクトは古代の書物をもとに展開するということなので、書店の出番は多いはず、今後も積極的に関わっていきたいとはりきっています! 

啓林堂書店の店内イメージ