聖徳太子の子、山背大兄王ゆかりの「法輪寺」
斑鳩町
地名から三井寺(みいでら)とも呼ばれ、聖徳太子が掘った3つの井戸から起こったと伝わります。創建については、「太子の病気平癒を祈願して、子の山背大兄王らが建立された」とする説と、「法隆寺の焼失後、百済聞師(くだらもんし)・圓明師(えんみょうし)・下氷新物(しもひしんもつ)の3人が建てた」とする説があります。 法輪寺(ほうりんじ) 【住所】生駒郡斑鳩町三井1570 【TEL】0745‐75‐2686 【時間】3月~11月末日=午前8時~午後5時 12月~2月末日=午前8時~午後4時30分 【拝観料】個人:一般500円/中・高校生400円/小学生200円 団体:一般400円/中・高校生320円/小学生160円 ※団体料金は30名様以上からです。 【休】年中無休 【ホームページ】http://www1.kcn.ne.jp/~horinji/
「三井」は法輪寺の西側、三井の集落内にある井戸で、聖徳太子が掘った3つの井戸のひとつとされています。
「三井」:斑鳩町
境内には、「くわんおん の しろき ひたひに ようらく の かげ うごかして かぜ わたる みゆ」の歌碑があります。歌人で書家また、東洋美術史研究家として活躍した會津八一が、法輪寺の十一面観音像を詠んだ歌といわれています。 會津八一は、奈良の美術を愛したことでも知られ、斑鳩の里を訪れ、斑鳩にちなむ歌を多く詠まれました。斑鳩の里には6基の會津八一の歌碑がありますので、歌碑めぐりをしてみてはいかがですか。