『日本書紀』には、太子が片岡に遊行した際、飢人と出会い、助け、その飢人の亡骸を埋葬したところ、遺体が消えてなくなったとあります。後世、その飢人が達磨大師の化身だったとされ、その埋葬地に達磨寺が開基されました。
達磨大師の御廟と伝わる古墳の上に本堂が建っており、聖徳太子坐像・千手観音坐像・達磨大師坐像がご本尊として三尊形式で祀られています。本堂は毎日(平日は15:00まで)公開しており、境内にある太子と達磨大師が歌を詠み交わした場所とされる「問答石」や、太子の愛犬「雪丸」の石像などは、常時見学できます。
雪丸は、現在、王寺町のマスコットキャラクターとしても人気を集めています。
達磨寺(だるまじ)
【住所】北葛城郡王寺町本町2-1
【TEL】0745-31-2341
【ホームページ】http://www.darumaji.jp/
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