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  第13回は五條市新町での現地視察です。日本のなかでも一番古い町並みが残るといわれている五條新町で活動してこられたNPO法人大和社中の山本陽一理事長に、新町でのこれまでの取り組みをお話しいただきました。その後、大和社中の米川事務局長のご案内で、古くから残る町並みを散策しました。

 今回は前日から非常な寒さが続き、新町のまちあるきを行うのに不安もありましたが、塾生の皆さんは寒さにも負けず熱心に講義を受けて、まちあるきを楽しんでおられました。
 

 ♪『五條新町のとりくみ』  NPO法人大和社中 山本陽一理事長           


              
       《山本理事長》                    《講義の様子》

  山本先生には長年にわたって取り組んでこられた地域づくりの様々な活動をご紹介いただきました。20年間つづいた1日に何万人もの来訪者を集める「かげろう座」の取り組みや、かげろう座から中小規模のイベントを複数回おこなうことによっていつでも五條にきてもらえるような地域づくりの取り組みへと変化してきた過程を、様々な経験談を交えながらお話しいただきました。
  
  


   ♪新町のまちあるき       NPO法人大和社中 米川 事務局長


 
                 
        《新町を案内中》                     《趣のある風景です》
                       
                         

 
                      
                      《古い町家を眺めながら》


  時折雪がちらつく中、米川事務局長の案内で新町のまちあるきを行いました。
 新町には建築年代の判明している日本の民家の中でもっとも古いといわれている栗山家住宅(400年以上前に建てられたそうです)が現存しているのをはじめ、多くの古民家がありました。
 また、古民家を再生してオープンしたレストランなど積極的に古民家が活用されている様子を紹介していただいたり、実際に古民家を再生し活用されている現場でお話を伺ったりするなど、山本理事長をはじめ多くの方が新町の保存と再生に尽力されていることがしっかりと伝わってくるまちあるきになりました。