福祉避難所とは

高齢者や障害者などの災害時要援護者は、一般の避難所の生活では、疲労やストレス、持病の悪化等が原因で関連死に至る事例が報告されています。このような関連死を防ぐために福祉避難所が必要です。
福祉避難所とは、市町村が設置する要援護者のために特別の配慮がなされた避難所のことです。
要援護者に配慮したポータブルトイレ、手すり等、また、日常生活上の支援を行うために必要な紙おむつ、その他の消耗品についても整備されていることが必要です。
災害救助法が適用された場合は、概ね10名の要援護者に1名の生活相談職員(要援護者に対して生活支援・心のケア・相談等を行う専門職)等を配置することができます。

福祉避難所の設置期間は?

被災の状況によって設置期間は異なります。災害発生後、3日から1週間で福祉避難所を開設することが望ましいと考えられます。入所された方の様子を踏まえて、また、ライフラインの復旧が進み、地域での生活が可能になれば、福祉避難所を閉鎖します。

福祉避難所の設置・運営は?

市町村が設置し、社会福祉法人などと連携して運営します。すばやく拠点を確保し、バリアフリー化を心がけるとともに、ベッドや介護機器など、必要な備品・消耗品を確保します。災害により上下水道に被害がある場合、トイレと入浴の対策は最重要事項になります。そのため、事前協定化などにより、施設や必要な資器材のスムーズな確保を行うことが必要となる場合があります。また、全国各地からの専門職の派遣を要請することも検討します。