記紀・万葉講座

日本書紀こども塾

平成28年12月6日(火)
会場・田原本町立南小学校体育館

チラシにリンク

プログラム
13時25分 開会
13時30分 天平衣装体験
13時50分 奈良県立図書情報館 千田稔 館長のお話
14時20分 すごろく大会
15時00分 県より記念品贈呈、せんとくんと記念撮影
15時15分 着替え、退場
15時20分 教室でアンケート記入
15時25分 閉会

【対象】小学校5年生(65名/男子31名、女子34名)


日本書紀こども塾の概要

せんとくんのお出迎えで児童らが入場し、まず天平衣装に着替える体験を行いました。華やかな衣装を身にまとい、保護者や先生に写真を撮ってもらい貴重な体験を楽しんでいました。

その後、田原本町の森章浩町長が挨拶を行い、地元の歴史を学ぶことの大切さや面白さを語っていただきました。
森町長の挨拶後、奈良県立図書情報館の千田稔館長による講演が行われ、『日本書紀』の内容についてスライド写真や人名の書かれたパネルなどを交えてお話しいただきました。田原本町の村屋神社が『日本書紀』に描かれている壬申の乱の舞台となったことなどを分かりやすく紹介され、児童たちは熱心にお話しに耳を傾けていました。

千田館長のお話しが終わると、クラス対抗でのジャンボすごろく大会を開催。聖徳太子の一生をテーマにした5m×5mの巨大なすごろくで、クラスの代表の児童自らがコマとなり聖徳太子になりきりました。

マスを進みながらところどころで司会が解説を行うことで、冠位十二階や憲法十七条などを楽しみながら学びました。

その後4~5名のグループに分かれ、全員が小さいサイズの「聖徳太子なりきりすごろく」にチャレンジ。児童らは互いにコミュニケーションをはかりながら、すごろく遊びをきっかけとして聖徳太子に興味を持った様子でした。

最後に南小学校の沢田政宏校長の挨拶の後、「せんとくん」が登場し、児童らにプレゼントを進呈。一緒に記念写真を撮って閉会しました。

地元の歴史に興味を持つきっかけになり、『日本書紀』や古代の歴史を身近に感じていただけた1日になったのではないかと思います。