記紀・万葉プロジェクトとは?

「なら記紀・万葉プロジェクト」とは?

現代と古代、古代と未来。それは、奈良県が発信する、みなさんひとりひとりが楽しみながら、歴史と対話し、つながりを実感する取組です。

『古事記』完成1300年にあたる2012年から、『日本書紀』完成1300年の2020年をつなぎ、「本物の古代と出会い、本物を楽しめる奈良」の実現を目指す取組として、「なら記紀・万葉プロジェクト」は始まりました。

「なら記紀・万葉プロジェクト」は、歴史文化資源を多角的に活用し、ストーリー性を重視した歴史へのアプローチにより、国内外の多くの方に歴史を追体験してもらうための歴史活用プロジェクトです。

奈良県ゆかりの歴史的書物等になじみをもっていただく取組をすすめるとともに、歴史的な書物に記されている歴史文化の内容や歴史の成立過程や時代背景などを新しい研究成果等を通じて幅広く考えることにもつながる取組を継続して展開していきます。

本プロジェクトが目指す「本物の古代と出会い、本物を楽しめる奈良」の実現とは、長い年月をかけて守り伝えられてきた県内各地の様々な歴史文化資源を、奈良県に住まい、あるいは奈良県を訪れる人びとにとって、その真価を十分に理解でき、感動を味わえるものとすることです。

本プロジェクトでは、東アジアと日本の関係など国際的視点も加味した『古事記』『日本書紀』『万葉集』についての価値意識を醸成するとともに、「記紀・万葉」を実感する地・奈良の受け皿を整備して「記紀・万葉で楽しむ県」「記紀・万葉と暮らせる県」という奈良県の「新しいブランドイメージ」を創出することを念頭におき、

(1) 奈良県が歴史情報の発信のしかたとその味わい方の提案に関するリーダー的存在となる

(2) 歴史素材の多角的な紹介により、奈良県の魅力の再発見、地域の誇りの醸成につなげる

(3) 奈良県への誘客を促進し、顧客満足度を高める

ことを目標に掲げるものとします。

「記紀・万葉集」をはじめとする文献には、日本文化の源流につながる様々な記述があり、ゆかりの地は全国各地に存在します。 それ故、「なら記紀・万葉プロジェクト」をきっかけとして、奈良県のみならず日本列島の様々な地域の方々の「自分たちの住む地域の魅力再発見」につながることを目指したいと思います。皆が愛着を持ってふるさとを語るようになれば、日本はもっと豊かな国になるでしょう。本プロジェクトの推進が、我が国を元気にするために本県として貢献できるものとなるよう取り組んで参りたいと思います。


なお、このプロジェクトの「記紀・万葉」とは、『古事記』『日本書紀』『万葉集』および伝承に代表される歴史素材のことを指し、「記紀・万葉集」という場合は、『古事記』『日本書紀』『万葉集』の文献を指します。


2012年から2020年までの「なら記紀・万葉プロジェクト」については以下をご覧下さい。

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