古都奈良の文化財
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1998年に登録された世界遺産。
古都奈良は710年に唐の長安を規範に日本の首都・平城京として建設された。平城京は、日本初の都である。
都が置かれている間、現在の日本の政治や文化面での礎となるものが形作られる一方、中国や朝鮮半島などと国際交流が盛んに行われた結果、日本建築と日本美術の進歩がひときわ優れた時代となった。
今日でも数多くの社寺が残り、1300年前の当時の雰囲気をうかがうことができる。
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春日山原始林

世界遺産。市街地に原生林が存在するのは極めて珍しい。

平城宮跡

世界遺産。710年に藤原京より遷都された、日本で一番最初の本格的な都の平城京の中心であった宮跡。

唐招提寺

世界遺産。唐の高僧鑑真和上が、759年に創建。

薬師寺

世界遺産。天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を願い造営が始められ、藤原京に完成。

元興寺

世界遺産。6世紀末に、蘇我馬子が建立したといわれる日本最古の寺院、飛鳥寺(法興寺)がその前身。

春日大社

世界遺産。710年に当時の大貴族、藤原不比等がその氏神を祀ったのが起源とされる。

興福寺

世界遺産。多くの仏教彫刻の名品を多く所蔵しており、阿修羅像は日本国内での仏像ブームを巻き起こした。

東大寺

世界遺産。741年、仏教中心の国づくりを進めた聖武天皇の勅願により建立。


法隆寺地域の仏教建造物
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1993年に登録された、日本で最初の世界遺産。
現存する最古の木造建築群。その後の日本の仏教建築物の基礎となる。
海を渡って伝えられた様式美が随所に見受けられ、各国とのゆかりを感じることもできる。
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法起寺

世界遺産。7世紀の創建。現存する者の中では、日本最古の三重塔がある。

法隆寺

世界遺産。607年に聖徳太子と推古天皇により創建されたと伝わる。


紀伊山地の霊場と参詣道
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2004年に登録された世界遺産。日本古来の自然崇拝に基づく神道、大陸から伝わって発展した仏教及び神道、仏教、道教が融合した修験道などの霊場(「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」)と、それらを結ぶ参詣道からなる。
「吉野・大峯」は、古代から山岳宗教の場として修験の本山とされ、中国にも名が伝わった地である。
「熊野三山」は、12世紀以来皇族、貴族の振興を集め賑わいをみせた神道、修験道の地である。
「高野山」は、9世紀初頭に空海が開創した真言密教の道場で、その仏教伽羅は真言寺院の規範となっている。
霊場を結ぶ参詣道は信仰の拡大とともに順次整備され、今日においても良好な形で遺存するとともに参詣や物資の運搬の道として使われており、沿道に展開する原生林などの森林とも相まって、独特の文化的景観が形成されている。
巡礼道として世界遺産に登録されているのは、このほかにはスペインの「サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」のみ。
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大峯奥駆道

世界遺産。修験道の祖、役行者が8世紀初めに開いたとされる。

吉野山

世界遺産。桜の名所として有名で、谷や尾根を埋める桜は3万本ともいわれている。

吉水神社

世界遺産。もとは吉水院とよばれた、7世紀創建の修験道の僧坊だったが、19世紀半ばに神社となる。

玉置神社

世界遺産。標高1076mの玉置山山頂付近に位置する古社。

大峰山寺

世界遺産。修験道の寺院であり、大峯山山上ヶ岳の山頂に建つ。

金峯山寺

世界遺産。吉野山の尾根上に高くそびえる。7世紀に修験道の開祖、役行者によって開かれた。

金峯神社

世界遺産。吉野山の尾根上に高くそびえる。7世紀に修験道の開祖、役行者によって開かれた。

吉野水分神社

世界遺産。水の配分を司る天之水分(あめのみくまり)大神を主神とする。

熊野参詣道小辺路

世界遺産。高野山と熊野三山の二つの聖地を結び、熊野本宮までの最短路の道である。