大腸がんになる人が増加しています

グラフ:大腸がんになる人が増加しています

こんな症状に要注意!

  • 早期大腸がんではほとんど症状はありません
  • 進行すると…
    • □便に血が混じる
      • ※痔と大腸がんが合併する場合もあります
    • □便が細くなる
    • □下痢と便秘を繰り返す
    • □残便感(便が出きらない感じ)
    • □おなかの痛み・はりを伴うしこり など
    • ※気になる症状があれば医療機関で受診しましょう。

大腸がんの進行度と5年生存率

40歳になったら年に1回は大腸がん健診を受けましょう

検診内容

一次検査

問診・便潜検査(便に混ざっている血液の検査)

一次検査で陽性と言われたら必ず精密検査を受診!

精密検査

内視鏡で大腸の中を見る検査(大腸内視鏡検査)

※奈良県で一次検査が陽性で精密検査を受けた人は、たったの6割しかいません!

出典:平成20年度奈良県調査

 

 

一言アドバイス

西尾功先生

大腸がんに詳しい西尾功先生(奈良市開業医)にお話を伺いました。

大腸がんは早期発見が大切です。早期のがんは検診で発見されやすく、簡単な治療で治る可能性が高いです。検査の方法はいたって簡単なので、症状が出てからではなく、定期的に検診を受けましょう。他の検診と併せて受診されることをお勧めします。高齢社会において、自分の体は自分で守っていくことを心がけましょう。

<2011年県民だより2月号掲載>