掲載データ一覧

「胃がん」の新入院患者数

胃がんの新入院患者数

  2017.1~12
(H29.1~12)
2018.1~12
(H30.1~12)
県立医科大学附属病院 372 345
県総合医療センター 223 250
天理よろづ相談所病院 415 411
近畿大学奈良病院 283 216
市立奈良病院 277 222
南奈良総合医療センター 124 118
国保中央病院 103 90
済生会中和病院 87 92
大和高田市立病院 90 100
病院計  1,974 1,844
出典 現況報告書

※患者数は、がんを主たる病名に診断されたものについて計上。

※入院した患者がその日のうちに退院あるいは死亡した場合も計上。

「胃がん」の手術の状況

胃がんの手術の状況

  開腹手術 腹腔鏡下手術 内視鏡手術
粘膜切除術
内視鏡手術
粘膜下層剥離術
奈良県立医科大学附属病院 7 76 0 132
奈良県総合医療センター 39 15 0 67
天理よろづ相談所病院 17 83 1 138
近畿大学奈良病院 40 20 0 67
市立奈良病院 21 2 4 87
南奈良総合医療センター - - - -
国保中央病院 - - - -
済生会中和病院 - - - -
大和高田市立病院 - - - -
対象期間 2018年1月1日~12月31日
(平成30年1月1日~12月31日)
出典 現況報告書

開腹手術

遠隔転移がない胃がんで、内視鏡治療による切除が難しい場合には、手術による治療が推奨されています。開腹手術は、おなかを20cmほど切開します。

腹腔鏡下手術

おなかに小さい穴を開けて専用の器具で手術を行います。

内視鏡手術粘膜切除術

胃内視鏡を使って胃の内側からがんを切除する(切り取る)方法です。がんが粘膜層にとどまっており、原則リンパ節転移の可能性がごく低い早期のがんで、一度に切除できると考えられる場合に行われることがあります。

内視鏡手術粘膜下層剥離術

切除の方法には、高周波のナイフで切り取る内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や輪状のワイヤーをかけてがんを切り取る内視鏡的粘膜切除術(EMR)があります。病変の大きさや部位、悪性度、潰瘍などがあるかにより治療方法を選びます。近年は、治療の適応の拡大や技術的な進歩により、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が普及しています。

 

「胃がん」の放射線治療を受けた患者数

胃がんの放射線療法患者数

  患者数-胃がん-
(人)
患者数 -全がん-(人)
体外照射 密封小
線源治療
核医
学治療
緩和的放射
線治療(件)
全体 定位
照射(脳)
定位照射
(体幹)
強度変調放射
線治療(IMRT)
粒子線治療
(重粒子線、陽子線治療)
奈良県立医科大学附属病院 5 611 43 13 240 0 155 25 259
奈良県総合医療センター 5 290 0 0 0 0 0 0 110
天理よろづ相談所病院 4 427 24 12 60 0 10 11 185
近畿大学奈良病院 4 347 3 7 87 0 0 20 71
市立奈良病院 0 210 0 0 0 0 0 2 38
南奈良総合医療センター - - - - - - - - -
国保中央病院 - - - - - - - - -
済生会中和病院 - - - - - - - - -
大和高田市立病院 - - - - - - - - -
対象期間 2018年1月1日~12月31日
(平成30年1月1日~12月31日)
出典 現況報告書

体外照射

体の外から放射線をあてる治療法。現在がんの治療でもっとも多く使われている放射線治療は、外部照射。外部照射では、がんの病巣に対して、体の外から皮膚を通して放射線を照射する。

密封小線源治療

「内部照射」(体の内側から、がんやその周辺に放射線をあてる方法)の一般的な治療法。

主に前立腺がんの治療に用いられる。

密封小線源治療には、組織内照射、腔内照射がある。組織内照射では、放射性同位元素を管、針、ワイヤー、粒状などの形状となった容器に密封して、がん組織やその周囲組織に直接挿入する。

腔内照射では、小線源治療装置(RALS)を利用し、子宮などの腔内にあらかじめ細い管(カテーテル)を配置し、その管を通して放射線源を送り込むことで治療する。

核医学治療

「内部照射」(体の内側から、がんやその周辺に放射線をあてる方法)の一般的な治療法。

非密封の放射性同位元素(アイソトープ)を経口薬や静脈注射によって体内に取り込む。

内用療法、内照射療法、アイソトープ治療などともいう。

 


これらのデータは、がん診療連携拠点病院(5つ)、地域がん診療病院(1つ)、奈良県地域がん診療連携支援病院(3つ)から奈良県に提出のあった「現況報告書」をもとに作成しています。

病院によって、現況報告書への記載事項が異なります。データが取得できないものは「-」と表記しています。